聞き慣れない言葉だが、先ほどベンジャミンさんとこで拝見、
この言葉、私の胸に来た、
Force Majeure フォースマジュール(不可抗力)
Majeureは「偉大な」の意味で、Forceは力ですので、この言葉を直訳すると「偉大な力」、act of God(神の行為)とも言われている、契約を結んだ当事者が自分の力ではどうすることもできない事柄のことを意味します。
通常、契約書の中には、不可抗力条項というものが設けられ、そこには不可抗力であるとされるものが列挙されます。以下がその典型的なものです。
Fire 火事
Flood 洪水
Storms 嵐
Earthquake 地震
Typhoon 台風
Tidal wave 大津波
Plague 疫病
Epidemics 伝染病
Governmental laws 政府の法律
Governmental Orders 命令
Governmental Regulations 規則
Sanctions 経済制裁
Restriction 制限
War 戦争
Armed conflict 武力衝突
Hostilities 戦闘
Mobilization 動員
Blockade 海上封鎖
Embargo 禁輸措置
Detention 拘留
Revolution 革命
Riot 暴動
Looting 略奪
Strike ストライキ
Labour dispute 労働争議
Unavailability of transportation 輸送手段の使用不可
Severe economic dislocation 深刻な経済混乱
上記のような状況が発生した場合には、契約上の義務や責任が遂行を行わないことに対して責任を問われないとされるのが、契約の大原則の1つです。
これは"免責"という言葉のほうがしっくり来るね、
チョっと契約書を交わしたことがある人なら、この条文はよく見るのではないか、
で米国債だが、これの償還に当たってはざまざまな条件がついているはず、
なんか噂では、ソモソモ米国債の現物は米国に保管されているなどと言う話しもあるくらいで、 こんな免責条項のフォースマジュールはさもありなんだ、 もともと売りたくても売れない代物なんで、けりはどこかでつけなければいけなかったんだが、
ナルホド、最後の「Severe economic dislocation(深刻な経済混乱)」が立派な行使理由に該当するわけね、
イヤー、米国はうれしくてしょうがないのではないか、正々堂々と踏み倒しができるんだもんな、
現在の米国債保有高は財務省外貨準備高を参照すると、約8400億ドル、日本が世界でダントツ、 (中国、英国と続く)
実は個人的には米国債の行方はチョっと気にしていて、
例のアメロ構想でカナダ/メキシコとの北アメリカ統合で米国債が消滅するストーリーを自分ではイメージしていたのだがーー、
(そういえば、先日の原田氏も目下の最大の関心事が米国債だと、言っていたな、)
サブプライムを世界にばら撒いて、今度は米国債償還不履行か、(まさか、これやるために、バブルを破裂させたとかーー、)
日本はサブプライムの影響は少ないなんて言ってたのは誰だよ!、もろじゃないか、
と、心中をイロイロ書いてみました、
妄想となりますことを願いつつ、ひとまず筆をおこう、