今週の決算、指標は、
21(月) バンク・オブ・アメリカ, ハリバートン、TXインスツルメンツ、
22(火) カントリーワイド、AT&T、ヤフー、アマゾン、アメックス、
米2月住宅価格指数(23:00)
米3月中古住宅販売(23:00)
4月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)
23(水) ムーディーズ、アムバック、ボーイング、アフラック、アップル
MBA住宅ローン申請指数(20:00)
24(木) コカ・コーラ、ダウ・ケミカル、フィデリティ、トラベラーズ
クレディ・スイス(スイス)、
米3月耐久財受注(21:30)
米3月新築住宅販売(23:00)
25(金) グッドイヤー、フォード、MBIA、HSBC(英)
米4月ミシガン大学消費者信頼感指数(23:00)
先週は金曜の午後から一気にNKは上げて来た、
ってことはNYの上げを知っていたわけだ、もろインサイダーじゃん、ヤダネー、ホント、こういうのをSECやら金融庁は調べてほしいよな、
さて、NYの株高とは裏腹に、入ってくるニュースは南向きが多い、
Bob Hoyeはユーロ/ドルが反転する兆しを見せていると、
"The US Dollar, Euro & Gold"
US国債格付けダウン、
GSEが米国債の格付けに及ぼすリスクかなり大きい
金融機関貸倒はこれから本格化、
IMF's Global Financial Stability Report
FRB金利下げ打ち止めか、(NBERのフェルドスタイン所長)
FRBはFF金利2%を切るまで利下げを続けるべきではない
春の住宅売買シーズン低調、価格下げ止まらず、
Housing: March was a Bust
CDOなど4月から一斉に格下げ開始、S&Pなど、
続く格下げ、損失の押し付け合い (04/16)
そして、こちら、Liborの話題、
ロンドン銀行間取引金利、虚偽報告疑惑で銀行協会実態調査へ
2008 04 19
【ロンドン=吉田ありさ】国際的な短期金利の指標であるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の信頼が揺らいでいる。世界的な信用収縮を背景に、調達難が表面化することを恐れる銀行が実際より低めの取引金利を報告しているとの疑惑が浮上。LIBORを公表している英銀行協会(BBA)は実態調査に乗り出すと表明した。
LIBORは無担保取引なので担保がある取引に比べ金利が高くなるのが一般的。ところが昨秋以降、米連邦準備理事会(FRB)からの有担保借入金利を下回るなど、理論上説明のつかない低水準になることが急増した。このため「資金繰りの悪化を隠したい銀行が実際の取引金利より低金利で調達したとBBAに虚偽報告している」との観測が広がっている。
グラフでは、
確かに低くなっている、(ユーロドル金利とほぼ同じに着目)
これの理由が、実際はカナリ高金利で借りているにもかかわらず、自分の所の財務状況をカムフラージュするため、わざと低金利で借りたと報告して、余裕があることにしているためだとか、
もうひとつ、関連指標に"TEDスプレッド"がある、
TED Spread from Bloomberg
The TED spread has increased to 1.62%.
Note: the TED spread is the difference between the three month T-bill and the LIBOR interest rate. Usually the TED spread is less than 0.5%. The higher the spread, the greater the perceived credit risks (compared to "risk free" treasuries).
(TEDとは3ヶ月米国債、とLibor(ユーロドル)の金利スプレッドで通常0.5%以下、 これが今1.62%まで上昇、高くなればなるほど高リスクとなる、 これはリスクフリーと言われる米国債との金利比較指標、)
アト、Demystifying the TED Spreadによれば、
TEDとは(ユーロドル金利 - 米国債金利)、
通常は一定なのだが、ユーロドルは海外に預けたドルの金利とみなせることから、現在は海外に預けた方が高金利になっていることを表す、即ち、ドルの価値の低下であり、米国株式は弱くなると見れる、
又、急激な上昇は$からの一斉逃避を表し危機の兆候である、
もし高止まりを続けるなら、状況は予断を許さなくなる、
まだあるんだが、要は南向きな話ししかないということで、
(追記)TEDのコメントの続きで
Volatility Index (VIX)もリスク指標に使えると、
但し、TEDスプレッドのほうが危険度の度合い指標としてはGoodだろうと、