静岡新聞から、
駿河湾に朱色の帯 赤潮が25キロ
(2013/4/30 8:10)
沼津市原の海岸から静岡市清水区の清水港付近までの駿河湾に赤潮が発生し、29日、朱色に染まった帯や筋が約25キロ伸びた。
赤潮は海水温が上がる春先から秋にかけて発生する。プランクトンの一種の夜光虫が増殖し、潮の流れなどで集積した際に見られるとされる。
せっかくの景観が台無し!?
で、コラムなどを、
赤潮の話し
この赤潮は駿河湾では4月~7月くらいに良く発生しているようだ。
この時期、昼間釣りをしていると朱色の潮が入ってきて魚散ってしまったという経験を何回かしたことがある。
また赤潮と聞くと悪いものというイメージが多いと思う。実際赤潮による被害は良くあることで、特に養殖魚に壊滅的な被害を与たという話は多い。
この厄介な赤潮だが・・・実態は植物プランクトンが大量に発生して群れている状況。もともと赤潮プランクトンはリン酸化合物や窒素化合物といった無機物を養分としている。
(中略)
現実は河川工事による葦原の消滅や干潟の埋め立てによる藻場の消滅で、リン酸化合物や窒素化合物の消費能力が失われてきた。
赤潮プランクトンからすると、川や干潟で消費されていたリン酸化合物や窒素化合物が消費されるずに海中にどんどん出てくるため自分たちの数を増やしてリン酸化合物や窒素化合物を消費するべく頑張っているいる状態・・・という言い方もできる。
赤潮プランクトンは環境汚染が始まる前から自然の一員として普通に生存していたのである。
しかし人間が自然のシステムを壊しバランスを乱すものだから仕方なくバランスを保つため仕事を一手に引き受け、大量発生したら・・・当の人間から悪者扱いされるわけだ・・・私も含めて人間とは勝手なものである・・・
赤潮を発生せしめているのは、
実は、人間の側!?
因果応報の世界が垣間見えてくるわけだが、
それでいて、(自分の静脈瘤ではないが、)
不具合が出ると、何かと文句をつけたがるのが人の常、
なぜ、それは起きた(起きる)のか、
自分には、何か問題がなかったか、等々、
一歩踏み込んで、考えるくせをつけとかないと、
個人的に、進歩がない、
と言うか、退歩してしまいそう、
(静脈瘤が十何年ぶりに回復してきた男のボヤキ、)
問題を自分に帰してみる