昨日、見たイチローのビデオに、
こんな会話があった、
人と喋りながら投げるとか、
意識を違うところに持って行きつつ、体を動かすと、
疲れないし、コンデションもいいのだと、
で、先ほど、あべこべ体操のブログ見てたら、
野口さんの紹介があって、
野口体操
2013年04月30日 01時08分50秒 抜粋
野口三千三先生(1914年~1988年)は、
日本のボディワーク界の草分けです。
筋トレが大流行りの時期に、「身体を緩める」と言う、
その時期には一見変な事を世に広めた人です。
「身体は水が詰まった革袋!」
「休んでいる筋肉だけが、動ける筋肉。」
「馬鹿になりなさい!」
これは私のクラス初参加の時に、言われた言葉です。
ここの箇所に目が留まる、
「休んでいる筋肉だけが、動ける筋肉。」
イチロー、野口さん、
両者に共通するのは、
今している動作には、意識を向けないこと、
(あるいは、意識を集中させないこと、)
体に任せてしまうこと、
意識が、如何に、
自然な動作の邪魔をしているか、
体自身が最善の動きを心得ているわけで、
これに任せ切ることが、動きの要となる、
実は、イチローのビデオは、
もう5年前に見ているのだが、その時は、
彼の言っていることがいまいちわからなかった、
そして、昨年、知った野口体操、
重さに任せるなど、
こちらも、最初、とっつきにくかったが、
スイムや、ウォーク、上体ぶら下げ等で、
実験・実践していったおかげで、
今は違った反応が自分にある、
”ながら”の効用が説かれて久しいが、
巷の努力と訓練の世界では、”ながら”はご法度、
意志力ガンガンのガンバリズムが、
競技、トレーニングに相変わらず幅を利かせている、
そろそろ、世の中の人たちも、
この偉大な原理・原則、
”体は自ら動こうとする”
に、目覚めると共に、
動かそうとする”意識”のもたらす弊害に、
気づく時期に来ているのではないだろうか、
ソー言う意味で、NYヤンキースに、
初動負荷マシン5台の購入を決断させた、
イチローの働きはすばらしい、
あのニュースは、世界中に配信され、
世界中の人たちは、その奇妙な名前のマシンに、
さぞかし好奇心をもったことだろう、
イチローは、(物は言わぬが、)その実績で、
意識しない体の動かし方の大伝道師となっている、
参考事例)
投げようとしない、泳ごうとしない、歩こうとしない、
トレーニングしようとしない、他
と、やっぱ、この人も登場してしまうな、
*努力しない生き方は、出版社がつけたネーミング、
本来は、努めて力まない生き方、がオリジナル、