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2010.04.29
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カテゴリ:昆虫(その他)


 今日は、ヨツモンホソチャタテ(Graphopsocus cruciatus)の終齢幼虫(6齢)を紹介する。ホソチャタテ科(Stenopsocidae)のチャタテムシである。

 多くの蝶やカメムシでは通常5齢が終齢である。しかし、鱗翅目でも蛾には6齢や7齢の種類が沢山あるし、ノコギリカメムシでは4齢で終齢となる。チャタテムシの場合は、「Handbooks for the Identification of British Insects」の一冊である「Psocoptera(噛虫目=チャタテムシ目)」に拠ると、長翅の種類では多くの場合6齢だが、無翅や短翅の種類では齢数がもっと少なくなるとのこと。



ヨツモンホソチャタテの幼虫(終齢=6齢)1


ヨツモンホソチャタテの終齢(6齢)幼虫

5齢と較べて翅芽がずっと長い

左の触角の先が折れている

(写真クリックでピクセル等倍)

(2010/04/20)

 6齢幼虫では、翅の突起(翅芽と呼ぶ)が5齢よりもずっと長くなる。腹部の半分には届かないが、1/3位の所にまで達している(腹部は成長に伴い伸長する)。

 体長は2.4mm、複眼の幅(左右の複眼の端から端まで)は0.60mm、5齢では体長1.9~2.1mm、複眼の幅は0.54mmであったから、1割以上大きくなっている。肉眼で見ても、5齢と較べて明らかに大きいし、漸く虫らしくなって来たと云う感じがする(それまでは小さ過ぎて埃かゴミの如し)。


ヨツモンホソチャタテの幼虫(終齢=6齢)2


横から見たヨツモンホソチャタテの終齢(6齢)幼虫

糸を吐いて作った簡単な「巣」の下に居る

(写真クリックでピクセル等倍)

(2010/04/20)

 以前紹介したクロアゲハルリタテハの終齢(5齢)幼虫は、4齢と較べてかなり姿が変わり、見映えがする様になる。しかし、チャタテムシの場合は、体全体が大きくなるのと翅芽がそれよりもずっと大きくなる以外に大した変化は認められない。終齢だからと云っても、何も変哲はないと言える(だから、書くことがない)。


ヨツモンホソチャタテの幼虫(終齢=6齢)4


翅芽が長いのと全体的に大きくなったこと以外に

特に目立った変化は認められない

(写真クリックでピクセル等倍)

(2010/04/20)

 写真の個体は、前回紹介したグループとは少し離れた場所に居た。恐らく、最初に孵化し途中で散開したグループ(初齢2齢)の中の1頭ではないかと思うが、確証はない。トベラの葉裏を探して見つけた5頭の内、この個体のみが6齢で、他は全て5齢であった。この写真を撮った後、他の5齢幼虫と一緒に飼育箱に入れた。


ヨツモンホソチャタテの幼虫(終齢=6齢)3


正面から見たヨツモンホソチャタテの終齢(6齢)幼虫

5齢と大して変わらないので書くことが無くて困る

(写真クリックでピクセル等倍)

(2010/04/20)

 この幼虫は、写真を撮ってから4日の後に成虫になった。成虫は、近日中に、別に紹介する予定である(今すぐ見たいセッカチな御仁は此方をどうぞ)。

 現在では、飼育した5頭の内、1頭がまだ終齢幼虫に留まっているが、他は何れも羽化した。この手のチャタテムシの飼育は結構容易と思われるので、先日、町の少し奥の方からチャタテムシの幼虫を何種か拉致して来た。尤も、これは「我が家の庭の生き物」ではないので、もう一つの別のWeblogで紹介することになる。


ヨツモンホソチャタテの幼虫(終齢=6齢)5


同じ様な写真だが、オマケにもう1枚

(2010/04/20)

 昨日、一昨日は雨、今日はまた日本海低気圧の通過で大風が吹いている。全く今年は碌でもない天気ばかりである。

 天気が思う様でないと、気象庁に電話して「どうしてくれる!!」と文句を言う人が居るらしい。全く馬鹿げた話だが、今年は、その手の人の気持ちが少しは分かる様な気もする。


[追記]以下に、これ以前と以降のヨツモンホソチャタテ幼虫の成長記録一覧を示しておく。


   内  容      掲 載 日     撮 影 日
  卵と初齢幼虫    2010/03/13   2010/02/25,03/12
   2齢幼虫     2010/03/23   2010/03/22
  3、4齢幼虫    2010/04/19   2010/04/10
   5齢幼虫     2010/04/25   2010/04/18,20
    成 虫      2010/05/11   2010/04/20,24







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最終更新日  2011.02.01 13:35:59
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