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カテゴリ:スキー
たまに聞かれることがある。 深雪って後傾で滑るんですよね?と。 う~ん、後ろ気味に乗ることは乗るけど 多分あなたの言ってる後傾とは違うと思う。 あなたは見た目で後傾と言ってるでしょ。 深雪を滑ってる人は確かに 後継に見えるもんね。 さて、話はちょっと飛んで 体のポジションは斜面に対して垂直がいい ってよく言われる。 私もそう思う。 膝と足首が曲がって 板に力を伝えやすいから。 足首が伸びてお尻が落ちるのが後傾だ。 足首が伸びちゃうと板に力が伝わりにくくなるから ほんとは後傾は良くない。 蔵王ハイムスキースクールの校長で SAJの技術部長だかをやっていた 岸さんと飲んだことがある。 洋式トイレは後傾だけど 和式は足首が曲がってるから後傾じゃない と話が弾んだ。 何の話をしてるんだ…(笑) 体のポジションは斜面に対して垂直がいい。 実はこれ、斜面じゃなくて スキー板に対して垂直と考えたほうがいい。 (同じことじゃん) 確かに、整地では同じことだ。 ただ、深雪になると 板のテールが沈んで 斜面と板の向きが同じではなくなる。 こんなイメージ。 体が板に対して垂直になってても 斜面に対しては後傾に見える。 これが、あなたの見た 深雪での後傾の正体だ。 実際は、決して後傾ではないのだ。 …と、ドジボは思い付いたのだ。(思い付きかいっ!) とは言え、実際はやはり 若干、後ろ目に乗って滑る。 トップが刺さらないように。 トップが埋まるとぜーったい抜け出せない。 もう前転して転ぶしかない。 それを一番避けたいから。 あと、雪から飛び出し着地するとき 雪の抵抗で、前のめりになってしまう。 それを防ぐためにも ちょっと後ろ目に乗って着地する。 ってことで 深雪は後傾で滑るんですか?と聞かれたときは 「後ろ目に乗るけど、後傾じゃない」 という禅問答みたいな返事になってしまうのだ。笑 深雪で後傾に見えてる人も 整地で後傾に見えてる人も ←そりゃほんとの後傾だ クリックしてチョーダイませ。 にほんブログ村 スキーランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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