テーマ:韓国!(17265)
カテゴリ:韓国生活
asouakemiさんの日記を読んで、フッと思い出したことがある。 国会議員の知り合いがいたわけでも、億単位の話でもないんだけど・・・ はんらは、長男が保育園に入った頃、自宅や近くで日本語を教えるアルバイトをしていた。 その時に、あの現代グループの 現代自動車の次長さんを紹介されて、教えることになった。 契約のときに、次長さんは 「授業料はいくらでも」 というような雰囲気だった。 はんらは、少~し高めに言ってみたが、即時OKだった。 (1時間当たり、3~4万ウォンくらいだったと記憶) 個人授業だったので、もしその次長の都合が悪ければ授業は無くなるのだが、その時の分もお金を出してくれた。 どうしてこんなに景気がいいのかしら、やっぱり現代自動車の次長ともなると、給料がいいんだろうなあ、と思っていた。 が、本当は、次長さんには、毎月毎月「使って 影も形も無くしてしまわなければならないお金」というものがあるんだということを、はんらは後になって聞いた。 どこかとの契約時に、相手側はだいたいどこでも、「契約してくれた時のお礼金」(賄賂、ですね)を準備しているそうだ。 そのお金を、そのまま貯金通帳に入れたり、土地を買ったりしては、すぐにそんなお金を受け取ったことがバレてしまう。 下手に奥さんに話しても、そこからバレやすい。 それで、食べたり、飲んだり、旅行したり、習い事をしたりして、そのお金は奥さんにも秘密で使ってしまわなければならない。 そんなお金が、毎月 何百万ウォンもあると言っていた。 その話を聞いてからは 「しまった。もっとたくさん授業料もらえば良かった」 と思った。 現代自動車のような大企業だけにある話かと思っていたが、結構どこにでもある話のようだ。 夫のノギさんも、今、ある中小企業の建物管理をしている。 設備品を購入するとき、やはりそのような「賄賂」をどこでもつけてくるようだ。 しかし、それが手に入るのは、やはり次長クラス。 ノギさんは、手に入らない。 ノギさんの次元で決済できるものだと、賄賂と言っても、せいぜい 盆や正月に「カルビセット」「商品券(10万程度ね)」が入って来る程度である。 ノギさんに、 「賄賂もらってる次長のことを訴えないの?」 と聞いてみると、 「どこでも誰でも もらっているもので、企業側も承知している。」 と言う。 こんなわけで、貧富の差がますます大きくなっていくのよね~。 世間知らずのはんらだけど、日本でも同じようなものなんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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