テーマ:韓国!(17265)
カテゴリ:韓国生活
大きな声では言えないが、韓国には、非常に怪しい医療従事者がいる。 勿論、普通に医学部を卒業して、国家試験に合格し、普通に看板上げて開業している、ごくまともな医療従事者もたくさんいる。 しかし、どうもそうではなさそうな人もいるのだ。 韓国に住んでいても、そんな人と一度も出会わずに暮らしていく、幸せな人も多いだろう。 しかし、身内に、その怪しげな医療従事者を崇拝している人(多くはシオモニ(姑))がいると、もうダメ。。。 その医療従事者は、多くの場合、自身のことを 「医療の魔法使い」 「霊通人」 のように語る。 そんなふうには見えないが、そう見える人もいるらしい。 うちのシオモニ(姑)もその一人。 うちのシオモニは、典型的な韓国姑である。 韓国人らしい要素をカンペキに備えている。 つまり、 押しが強い。 お節介である。 情に厚い。 声がでかい。 自己主張が強い。 行動が突然・イキナリ。 動きが敏捷。 フットワークが軽い。 人に干渉するのが大好き。 言うことが大げさ。 と、こんな感じ。 はんらは、パンダの奥さんの日記を読んで、大笑いさせていただいた。 が、同時に、はんら自身の暗い(?^^;)思い出も、思い出した。 パンダの奥さんほど悲惨(ゴメンナサイね~^^;)ではなかったのが、せめての救いね! と、勇気付けられもした。 あれはもう、何年も前のこと。 長男(12歳)が生まれる前だったかもしれない? はんらの足の裏に、「魚の目ちゃん」が出来てしまっていた。 魚の目には、スピール膏だよね? 日本に行ったとき仕入れて、何度も貼ってみたが、芯がすごく深くて、上のほうは取れるのだけれど、なかなか芯まで取れなかった。 はんらシオモニが言った。 「これは治さなきゃならない。」 「そうなんですよね、なかなか治らなくて。。。」 「今に歩けなくなるぞ。 そんな人を知っている。」 シオモニはいつも、言うことが大げさ。 でも、もしそれを笑い飛ばしたりしようものなら、大声で怒る! 仕方なく、ハイハイと聞いていると、シオモニ。 「ダメだダメだ。 このままほおって置いて、歩けなくなるのを待つわけにはいかない!」 そして、言うのだった。 「わしの知ってる先生で、医療の魔術師のような人がおる。」 嫌な予感のするはんら。 「お母さん、皮膚科に行ってきますよ。」 と言うが、 「ダメだ! そんなひどいのは、皮膚科で治っても、すぐ再発する!! そういう人を知っている!!!」 はんらのシオモニに逆らえる人がいたら、お会いしてみたい。。。(TT) そんなわけで、怪しい医療従事者のもとにシオモニに引っ張られて行った、可哀想なはんら。 この怪しい医療従事者(長いので、以下、怪医と省略してしまう)は、いろんなスタイルでご自分の事業をやっておられるようだが、あちこち転々としながら、その地その地で、誰かの家を利用させてもらっているスタイルも多いようだ。 (全国転々だなんて、ますますコワイ。 何かあったとき、所在がつかめるのか?) また、アジュンマ・ハルモニたちの口コミで、ものすごいお客を集めている怪医も多いようだ。 はんらが行ったところも、どこかの誰かのお宅。 そして、30人くらいのご老人が集まっていた。 若いのは、はんら一人。 ほら、やっぱり、若い人なんて来ないじゃん~?!?(TT) 韓国人のお嫁さんだったら、普通はついて来ないよね? 怪医の診察の始まり、始まり~! そこで、はんらはとんでもないものを見てしまった! 膝が痛い、腰が痛い、というご老人たちに、怪医が注射していくのだが、なんとその注射、 使いまわししていたのだった。 同じ針で、ドンドン注射していくのよ~!(@@) これって、中に一人、肝炎だの、エイズだのいう人がいたら、全員にうつるんでは?!? 大変なものを見てしまって、半分逃げ腰のはんら。 しかし逃げられないまま、はんらの番にー。 もし、同じ注射針を使われるんだったら、はんらはどんなことをしてでも、逃げてこようと思っていた。 が、部位が違うためか、 日本人であるためか、 若いからか、 新しい注射容器の袋を開ける怪医。 そして、 「ちょ~~~っと、痛いですよ~~~」 と言って、魚の目の前後左右に注射されたのだが、それがイタイのなんのって! はんら、泣いてました。(TT) そして、靴を履いて家に帰って、靴を脱いで見ると、靴の中も血だらけ! その後。。。。。。。 はんらの魚の目ちゃんは、 ずーっと ずーーっと ずーーーっと、 はんらの足の裏に、そのままあり続けたのでした。 はんらがシオモニを責めたのは、言うまでもないこと。 その後、シオモニと会うたび、はんらは怪医のことで、シオモニにギャーギャー言っていた。 「闇医者だー! 訴えてやる~!!」 ところが、それから10年。。。。。 ある日突然、はんらの足の裏から、魚の目が消えた。 シオモニは、今でも言っている。 「あの、医療の魔術師が、はんらの魚の目を治してくれたんだよねー」 と。。。 まさか、そんなわけないでしょ??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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