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昨日?公開された、韓国映画「裸足のキボン」を観に行ってきた。 実話に基づいた映画で、実話のほうは、以前、KBSの「人生劇場」というドキュメンタリー番組で報道されたそうなので、在韓の方の中には、ご覧になった方もいるかもしれない。 主人公の「8歳の知能を持つ40歳のアジョシ」役は、シン・ヒョンジュン。 あのドラマ「天国の階段」で、テファ兄ちゃんだった男優さん。 低い知能と不自由な体を持ちながら、毎日毎日の人生を、それはそれはエンジョイしている姿には、現代人たちは、何か感じるものがあるだろうと思う。 知能の低いキボンを利用しようとする村人もたくさんいる。 また、キボンを何とか助けてあげようとする村人もいる。 純真なキボンを憎悪する村人もいる。 そんな村人たちが、だんだんと、キボンのことを心配したり応援したりするようになっていく。 そういう姿を見ながら、人間の本性や本心には、善いものがあるんだなあと思わされた。 前半は、結構笑え、後半は結構泣けた。 貧乏で文字も読めないオンマが、障害者の息子を、心から愛し心配する姿も、 オンマが好きで好きでたまらないキボンの姿も、 とても美しいと思った。 学歴重視、財産重視、地位や名誉を重視する韓国社会だが、 人間の本当の幸せって何かな? と思わされる映画だった。 歯の抜け落ちた老婆に向かって、ニコニコしながら 「オンマ、イェップダ(綺麗)。」 と言うキボンアジョシの姿を見ながら、 ああ、うちのコーちゃんも小学校低学年まではそう言ってくれてたっけ~、 と、懐かしく思った。(^^;) 最後、エンドロールの時に、NGシーンや、収録されなかったシーンなどが流れ、それも結構面白かった。 年齢制限の無い映画で、小中高生の子供と一緒に観に行くにもいい映画だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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