カテゴリ:家族
うちのコーちゃんは、幼い頃から、国語能力の不足、表現力の不足、語彙力の不足、何もかもが不足していた。 韓国では、 「お父さん、お母さんに手紙を書きましょう」 というような宿題がよく出るし、また、親の日などに、手紙をよくもらうのだけれど、 いつもいつも 「アッパ、オンマ、サランヘヨ。 アッパ、オンマ、カムサハムニダ。」 という、2行くらいの手紙しかもらったことがない。 中学生になった今でも、あまり変わらない。 ちなみに、テグに住んでいた時、隣の家の娘、ヒョーウニが小1か小2のとき、オンマに宛てた手紙を読んで、ヒョーウニオンマは泣いていた。 そこには、自分がここまで大きくなるまでに、オンマがどんなにオンマ自身を犠牲にして苦労してきたかということを時々考える、 オンマにいつかは必ず親孝行をするから、健康で長生きして欲しいというような内容が書かれていて、はんらもじーんとしたほどだった。 小1のよしくんの昨日の宿題が 「お父さん、お母さんに手紙を書きましょう」 だった。 よしくんも、国語力が不足している。 表現力も不足している。 語彙力も不足している。 しかし、よしくんがセッセとひとりで書き上げた手紙は、結構、長文だった。 「わあ~、よしくん!スゴイじゃないの!」 以下が、よしくんのお手紙の全文である。 はんらが翻訳してみました。 オンマ、アッパ、サランヘヨ。 オンマ、だいすきです。 オンマは、そうじして、やすんで、ごはんをたべて、 またねて、おきて、ごはんをたべて、 うんどうをして、ごはんをたべて、 すとれっちんぐをして、ねます。 何よ、こりゃ?!? 「よしくん! オンマはご飯の準備だってするし、 洗濯だってするし、 アイロンだってかけてるし、 よしくんの宿題だってみてあげるし、 勉強だってしてるし、 時々翻訳なんかもしてるし、 日本語の先生だってしてるじゃないの~???」 と、はんらがわめいたのは言うまでもない。 よしくんの目に映るオンマの姿はこうであったか、と、 軽くショック。。。(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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