テーマ:韓国!(17265)
カテゴリ:私のこと
さて、昨日の日記の続き。 今回の講座に参加しているのは、3分の2以上が、今現在、あるいはちょっと前まで幼児教育や児童教育の現場にいる(いた)人。 はんらは韓国に来て20年近くになるが、これまでの韓国人の知り合いと言えば、果物屋のアジュンマとか、同じマンションのエギオンマたちばかり。 それが悪いとは言わないけれど、なんと言うか、ちょっと違う世界の韓国人たちに初めて会ったような気分。 今回の講座では、「効果的な意思疎通」講座とか「イメージメーキング」講座なんかもあったのだけれど、講師の韓国人女性が言うには 「忠告は、人間関係を悪化させる原因である。 人間関係をめちゃくちゃにして、人から嫌われたかったら、赤い服着てる人に 『なぜ赤い服を着てるのよ、青い服にしなさいよ。』 と言い、肉を買っている人に 『なぜ肉なんか買うのよ、魚にしなさいよ。』 と、いちいち忠告してごらんなさい。」 はんらはこれまで韓国に来てから20年間、どこへ行っても誰に会っても 「青い服を着なさいよ」 「魚にしなさいよ」 と忠告ばかりされ続けてきたので、てっきりこれは韓国人の国民性であり、韓国に住む限り、これに慣れるしかないのだと思い込んでいた。 ところが、この韓国人女性講師は、 「忠告しては、人から嫌われるだけ」 と語り、受講生のみんなも 「そうそう」 とうなずいてるではないの?!? はんらは心底、たまげたわ。 韓国でも、心理学だの教育だの勉強している層は、そういうふうに思うのねぇ、やっぱり!!! 「児童相談」の講座もあったが、やはり相談を受ける立場は、「受容」と「理解」が一番重要であり、とにかくまずは聞いてあげること、だと言う。 はんらは韓国に来て20年間、誰かに何かを相談しようとすると ガーッと向こうがしゃべりまくり、 「アナタが我慢しないと。」 と、全然こちらを受け入れてもらえない結論に落ち着いてしまうことばかりだったのだが、やはり韓国でも、児童相談の専門家は、「相手をありのまま受け入れる」姿勢なのねぇ。 と、たまげたことが多かったのだけれど、嬉しかったわ。^^ もう一人、とても印象に残った講師がいるのだけれど、その人の話は、また明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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