テーマ:韓国!(17265)
カテゴリ:韓国生活
最初にお断りしておくが、これから書くのは、韓国で結構よくみられることで、決して 「韓国人はみんなそう」 というのではない。 日本人も、価値観や教育観は人によって千差万別で、 「日本人はみんなそう」 であるとは言えないのと同じ。 日本では、子どもをどんな子どもに育てたいかと理想を聞かれたら、基本的には「他人に迷惑をかけない」人になるように育てるのが基本中の基本だと考える人が多いだろう。 ところが、韓国人でそのように考える人は、結構、少ない。 韓国人は、自分の子どもが「自己主張できる」人になってくれることを願う人が多い。 そのため、特に年配の人に多いような気がするが、子どもを叱ると 「キ チュギンダ」 直訳すると、「気」を「殺してしまう」 覇気を失わせる、 paranさんが「萎縮する」「萎縮させる」と書いてて、なるほど、そっちの表現がピッタリかも~と思ったが、叱ると子どもがそうなるからと、子どもを叱ることを嫌う人が、結構多い。 はんらが子ども達を叱ってると、そこに居合わせた姑が 「なんで叱るんだ? 子ども達の キ チュギンダ!」 と、叱ってるはんらが叱られ、その場がややこしくなってしまったことが、一度や二度ではない。 こういうシチュエーションは、子どもの教育上、すごく悪いことのように思え(だって、叱ってる母親が叱られるなんて、子どもが混乱しない???)、はんらはよく、姑と口論になった。 それに、萎縮するという理由で、叱るべきときに叱らないなんて、ワガママ坊主を育ててるようなもの、とも思う。 実際、韓国人は、ワガママな子どもも多いし、ワガママな大人も多い。 国際化社会で通用するかどうかは別として、韓国社会では、このワガママな人間は、そう嫌われてはいないようである。 お嫁さんにしても、 例えば、日本人は、辛いことがあっても、じっと我慢のおしんのようなお嫁さんが理想像?と思ったりもして、結構、我慢に我慢を重ねて、ついに爆発、とか、 夜、しくしく泣き出してしまうことがあったりすると思うが、 これは結構、韓国人にはウケが悪いようである。 シクシク泣くような辛気臭いのを、韓国人は結構嫌う。 また、ストレスをためてついに身体を壊して寝込む、 なんてのも、かなり韓国ではウケが悪い。 韓国では、お嫁さんも、割りとあっけらか~~~んとしてて、 よく食べ、元気いっぱいなのがウケがよいようである。 姑に叱られて、しゅんと落ち込んだり、泣いたりするのは、あまり評価されず、 叱られても 「はぁ~~~い」 と、何だかあっけらかんとしてるほうが、ずっと好かれるようである。 (日本人の目から見ると、調子のいいヤツ、に見えるが^^;) そして、どんなお嫁さんでも、姑始め、夫の一族は、好き勝手なことを言ってくるので、あまりまともに受けて、自分を無理させてしまわないほうがいいように思える。 例えば、 「よその嫁は仕事に出て、お金を稼いで来るのに、お前は。。。」 などと言われ、無理して働きに出て、時間も無く身体も大変なので、夫に家事を手伝ってもらったところ、 「ちょっと仕事を始めたからといって、いい気になって、夫に家事までさせて!」 と、夫の家族から非難されることも多いのだ。 あれ? 「キ チュギンダ」から、話が大きくずれた?!?(汗;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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