テーマ:韓国!(17265)
カテゴリ:韓国生活
はんらが韓国に来たのは、もうかれこれ20年も前のことになるのだが、当時と今の韓国を比べると、同じ国とは思えないほど、多くのことが激変した。 食生活なんかも、本当に変わった。 それで、今でも、3,40代くらいを境にして、それより上の世代と下の世代とでは、同じ国の人とは思えないくらい、食生活や味覚が違うように思う。 20年前は、(もしかしたら、ソウルの一等地にはあったのかもしれないけれど)ファーストフード系のお店は全く無かった。 ハンバーガー、ピザ、ドーナツなどのお店も、 コーヒーのお店も、 スパゲッティのお店も 無かった。 コーヒーを売ってた「タバン(茶房)」で出されるコーヒーは、インスタントコーヒー(それも、大量の砂糖とクリープ入り)だったし、 同じタバンで「ヨーグルト」を注文すると、お皿に、ヤクルトとストローが乗って出てきた。(←これには本当に驚いたよ~@@) 普通の豆からのコーヒーを飲めるところって、無かった。 (ソウルの一流ホテルのラウンジがどうだったのかは知りませんが。。。) パン屋でパンを食べるときに注文できたドリンクは、「牛乳」か「麦茶」だったのだ。 チーズなどは、 「こんな臭いもの、食べられない」 と、大部分の韓国人が言ってた。 『チョングッチャンとかキムチは臭くないのか?』 と、可笑しかったっけ~~~ だから、韓国人にはピザなんて食べられないんだろうと思ってたのに、あっという間に、ピザは現代の韓国の子ども達の好きなメニューの仲間入りである。 でも相変わらず、40代以上の中高年層は、ピザが食べられないという人も多い。 パンも、20年前の韓国では、主食にならないものだった。 どんなにパンをお腹いっぱい食べても、 「さて、ご飯を食べよう」 「パン、食べたじゃないですか?」 と言うと 「あれは間食」 でも、最近の、特に若い夫婦の間では、パン食の朝食も多いと聞く。 でも相変わらず、うちのシオモニや義姉は、どんなにパンをたくさん食べても、 「パプ モゴヤジ~~~!」 と言って、直後、山盛りのご飯を食べたりしている。 おにぎりは、何でも昔は、囚人用のご飯(食器が必要ないから)とか、 旅人や住所不定の物貰いに、恵んであげる食べ物だったらしく、 はんらがおにぎりを作ると、シオモニや義姉から 「乞食の食べ物だ」 と、すごく嫌がられた。 が、今では昨日の日記に書いたように、教育テレビで 「おにぎりを作って食べましょう!」 なんてやってる。 韓国のコンビニでは、おにぎりがたくさん売れている。 そういえば、20年前は、千ウォンで、りんごが7,8個買えたのだが、 千ウォンでバナナは、1本(1房じゃないよ)しか買えなかった。 デートの時にバナナを買ってくれる彼氏は、とってもステキな彼氏だったのだ。 今では、1房2千ウォンと、果物の中で一番安い身分に落ちぶれてしまっているが、20年前は、果物の王様だったのさ~~~ ケーキも美味しくなった。 20年前のケーキって、塩味のきいたバタークリームのケーキだったのだが、どうしてあんなに塩辛かったのだろう? そして、20年前、「お菓子」は、子どもが食べるものだった。 大人がお菓子を食べたら「変だ!」と言われた。 でも今では、韓国の大人たちも普通にお菓子を食べてるよね~? 20年前を思い出すと、これが同じ国の同じ国民か?と思ってしまう。 でも、シオモニや義姉の味覚は変わらないらしく(当然か~)、行くたびに、大量のコチュジャン、粉唐辛子、テンジャン、醤油を持たされ、辟易してしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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