カテゴリ:翻訳家への道
前に書いたが、はんらが契約している翻訳会社は1社だったが、 その1社の中にいた人が、それぞれ独立したのか何なのか、 よくわからないのだが、 今は、3人の「代表」から、別々に仕事が来る。 昨日の夕方、そのうちの1人、「B」代表から電話が来た。 先日やった、「美容整形」に関する翻訳にクレームがついた、 というのである。 それも、 「クライアントがとても怒ってて、全部やり直せと言ってる」 というもんだから、テンパったはんら。 「表現が不自然」 だとか 「この単語は違うんじゃないか」 くらいのクレームなら、 充分あり得るとは思うが、 クライアントが激怒するほどの誤訳なんて、 やったはずがない。 おまけに、美容整形に関する翻訳なんて、 よくある翻訳で、はんらもこれまで何度かやった。 今まで、一度もクレームがついたことがないし、 今回の翻訳も、割りと簡単な翻訳だったのだ。 話を聞いてみると、 韓国では「整形外科」は、骨折や捻挫などを治すところ、 二重まぶたを作ったり、鼻を高くしたりするのは 「成形外科」でやる。 ところが、はんらの翻訳が 「目の整形」「鼻の整形」・・・ になってるので、 「全く違う翻訳をされた!」 と怒ってると言う。 え~!!!??????? そんなバナナ~??? と思ったが、クライアントが怒ってるなら、 ここは、慎重に。。。 と思って、一旦、 「確認しますー」 と電話を切り、 「整形」「成形」で、日本のサイトを検索。 ホラ、二重まぶたは「整形」で合ってるじゃん~? 「成形外科」なんて単語、検索しても、 ソウルやミョンドンの病院しかヒットしないよ。 日本じゃ、使われていない、ってことだよねぇ~ 更に、翻訳の大々先輩、Mさんに電話。 Mさんが取らないので、 これまた大先輩のJさんに電話。 その後、Mさんとも電話で話せて、 「二重まぶたの手術は、日本では「成形」じゃなくて「整形」、 あるいは、「美容整形」という」 ということを確認。 B代表に電話して、 「かくかくしかじか。 もし、「整形」という表現が気に入らないなら、 頭に「美容」をつけますけど」 と言うと、B代表、 「クライアントともう一度、話してみます」 と言って、それっきり、丸一日、 ウンともスンとも言ってこない。 ということは、解決したんでしょうね? (翻訳料は、もう、とっくにもらってるの。なぜか。 入金済みの翻訳物についたクレームだから、 ますます、ビックリだよ~) それにしても、はんらは、このB代表、 それ以外のT代表、E代表から、 毎月、同じくらいの仕事をもらってるのだが、 T代表、E代表からは、 これまでただの一度も、小さなクレームさえも、 来たことがない。 B代表からだけ、 何度か、小さなクレームが来た。 相性が悪いのかしら?と、ちょっと不愉快。 まあ、こういうことがあって、 いい経験になるし、勉強になるんだろうけれど。 小さなクレーム、というのは 「論文だから、もうちょっと硬い表現にしてほしい」 とか 「この単語は、ほかの単語にしてほしい」 みたいな感じ。 ひとつひとつが勉強かな~~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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