カテゴリ:本
「赤毛のアン」の本は、子どもの頃に読んで好きになれなかった。 気性が激しく感情の起伏も激しいアンのような子が好きじゃなかったから。 今、はんらの本棚には「赤毛のアン」シリーズ10巻が並んでいる。 この本、どうやって手に入れたのか、よく覚えていない。 人から譲り受けたのか、 日本に里帰りした際に手に入れたのか。 どっちにしろ、はんらが韓国に住むようになった当時は NHKは見れたけれどまだネットなどは一般普及してなかった頃で 日本の活字が貴重で貴重で、 この日本語の「赤毛のアン」10冊を何度読み返したかわからない。 手元にある10冊は全部、ボロボロになっている。 子どもの頃は嫌いな本だったけれど、 結婚して異国に住みながら 育児をする中で読んだアンは 本当にはんらの心の支えになってくれた。 不遇な生まれであまり愛情を受けられずに育ったアンが 定住の地を与えられて、 愛されて変わっていく様子、 人間関係を通して人間的に成長し、 勉強を通して人格的にも成長していく様子、 そのいろいろは、本当に感動的で 「赤毛のアン」は韓国に住むはんらの宝物になった。 意外にも、結婚したアンは家庭に入り、 夫を支え、育児に没頭。 あんなに勉強したのにもったいないな~ と思いつつ、 女性としての生き方の原点や 幸せというものについてもたくさん考えさせられた。 今回、NHK朝の連続テレビ小説が「花子とアン」だったので これは何としても見なきゃ! と思い、特別なことがない限り、ほぼ毎日、視聴してきた。 ドラマも残り2週間を残すのみ。 なのに、今、ようやく、「赤毛のアン」の翻訳に取り組み始めたところ。^^; ちょっと、思ってたのとは違う展開でしたが、 このドラマが終わったら、 久しぶりにまた「赤毛のアン」シリーズを読み返してみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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