カテゴリ:家族
はんらの母は今77歳。 昔から体の弱い人だった。 第一に、食べられない。 朝は軽く、コーヒー1杯。 昼は軽く、ビスケット1枚。 夜は、ビール1杯におかず少々。 というのが毎日の食事で、 昔も今も変わらない。 ご飯はほとんどのどを通らないそうだ。 昔も今も。 医者からはもっと食べましょう、と言われているが、 無理して食べると吐いちゃうので、やっぱり食べられない。 少しずつ何でもいいから食べましょう、と医者が言うので、 ちょこちょこ、お菓子をつまんだり、何か飲んだりはしてる。 身長は157センチ?くらいで、 体重はずっと46キロくらいかな? 昔から体調を崩して病院に行くたびに、 心臓が腫れているとか何とか言われてたので、 はんらは母親はきっと長生きできないんだろうと思っていたが、 77歳の今まで、大きな病気をしたことは一度もない。 ゴルフが大好き、旅行も大好きで、 体が弱いワリには飛び回っている。 父は今84歳。 昔からよく食べる人だった。 身長が173センチ?くらいで、 一時期は90キロあったというから、今のコーちゃん並み?(^^;) 基本的に健康で体調を崩すことは滅多になかったが、 一旦、悪くなると大病だった。 高校の時に肺結核を患って長期入院となり高校を中退しているし、 25年くらい前には大腸がんにもなった。(今は完治) 今は太ってはいないが、よく食べるのは相変わらずみたい。 父のほうが年上だし、今は父のほうがあちこち悪くなってて、 はんらたちは恐らく先にいくのは父のほうだと思っている。 が、もしも、体の弱い母のほうが先だったら? と、父はそのことをすごく心配していた。 確かに、父が一人残されたら、大問題だ。 ヤンパさんのように自分のことは自分でできるオトコではない。 ラーメンとサラダなら自分で作れるよ、という程度なのだ。 ご飯も炊けない(炊かない?)、洗濯機も回せない(回せない?)オトコだ。 それで父は母に、ちょっとでも具合が悪かったらすぐに病院に行って頂戴!!! と頼みまくっているらしいのだが、母はぜーんぜん、そんな感じじゃないそうで、今回、日本に行った時に父親が嘆いていた。 母は 「運命の日ってきっと決まっているの。 人間が死ぬ日は生まれた時から決まっているのよ。 手術したり治療しても、運命の日には抗えない」 と言っている。 元々、何の宗教も持ってない人なのだが、 2年前から?いや、5年前からだっけ? 何かそういうことを主張し出した。 体が弱いからこそ、いろいろ考えて、そういうふうに考えるようになったのかな? でも、そう思ってたほうが気が楽といえば気が楽かも? 母を見てると、長生きしたいとか全く思ってないように見える。 肝が据わって見えるというか。 ま、そんなワケで、あまり病院にも行かず、 もし大病にかかったらそのまま治療も受けずに死ぬわ私、と母が言ってるので、父はとても困っていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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