テーマ:韓国!(17265)
カテゴリ:オリンピック
韓国に住んでると、日本の教育がとても恵まれたものだったんだとよくわかる。
韓国の公立の小中学校には 大きな校庭も 運動器具も 調理室も ミシンも プールも 楽器も なーんにも無い。 野球やサッカーができる広さの校庭じゃないので、 小中高校で野球をやってみたとか ちゃんとしたサッカーをやってみたって子は少ないだろうと思う。 体育館の無い小中高校も多かったけど、 何年か前に韓国教育庁が 「すべての学校に体育館を作りましょう」 という命令を出したので、 とりあえず、給食室の2階などに体育館を増設した学校は多い。 体育館はできても運動器具がほとんど備蓄されていない。 跳び箱も マットも 平均台も やっぱり無い。 卓球台は置いてある学校も多いようだ。 スポーツを強化するために、 市や道(日本の「県」のようなもの)に1校ずつ、 何らかのスポーツをやる学校を作っているようだ。 例えば、天安に引っ越してくる前にコーちゃんが通っていた大邱市の小学校には「シルム(韓国相撲)部」があった。 コーちゃんとよしくんが卒業した天安の小学校には「女子卓球部」がある。 コーちゃんとよしくんが卒業した高校には「女子バレーボール部」がある。 バレーボールをしようと思うと、特待生として、他の市郡などからの進学が可能だ。 天安市は、天安小学校にサッカー部がある。 忠清南道(人口約212万人)で、ここ1校だけかな? 212万人の中で、サッカーをやらせてみようと思ったら ここの小学校に送るしかないので、 小学生なのに親元を離れて寮に入ることになっている。 試合は1回戦から全国大会になる。 市大会や県大会のようなものはない。 全国大会だから、授業を受けずに全国を飛び回ることになる。 高校も各地域の1校ずつにしか野球部が無いから 高校野球も初戦が全国大会だ。 最初の試合が甲子園、なのだ。 日本では文武両道が可能だが、韓国では無理。 韓国のスポーツマンは小学生の頃から 親元を離れて運動だけをやってきた人も多いので、 そのスポーツでうまくいけばいいが、 うまくいかなかったら、その後の人生が大きく狂ってくる。 だから選手も必死で、ハングリー精神はある。 そんなワケで、韓国のスポーツ選手たちに人格やスポーツマンシップを求めるのは可哀想だ。 恐らく、日本人と韓国人が スポーツ選手に求めるものには大きな違いがあると思う。 経済的に余裕のある国と無い国の違いなのかも。 上記の天安小学校のサッカー部の寮で、 今から20年くらい前に火災が起きて、 多くのサッカー少年、サッカー少女が亡くなった。 幼いのに親元を離れて、 親子で未来のサッカー選手を夢見て歯を食いしばって頑張っていただろうに、 可哀想すぎる事故だった。 ソウルの私立高校の中には、 いろんな運動施設や運動器具が揃っている学校もあるようだ。 ソウルのヒムン高校などがそうで、 運動選手がヒムン高校出身だと 「あ~、やっぱり金持ちの家出身なんだ~」 と思ったりする。 はんらは日本で育ったので、 金持ちでも何でもないけど、 学校で 水泳も習ったし、 ミシンも習ったし、 跳び箱も飛んだり、 テニスもやってみた。 オルガンを弾いたり、 太鼓も叩いてみたし、 アコーディオンなんかも弾いたことがある。 野球もやったことがある。 でもうちの息子たちは学校では何もやったことがない。 縄跳び(各自持参)とフラフープ(各自持参)は、やっていたなぁ。 バドミントン(ラケットと羽根は各自持参)もやっていた。 でも相手との間にネットは無かったそうだ。 ネットを持参するのは難しいもんね。 ソウルや首都圏では公立校でも、もうちょっといい環境なのかもしれない。 だからみんな、ソウルへ、ソウルへ、って思うのだろう。 韓国のソウルやその周辺と、地方の格差は大きい、というか、ひどい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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