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2021/03/02
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歌を聴きながら
九月の雨

​​








​延命​
​何年か前に、​厚生労働省の延命ガイドライン全108ページ​を見た​
知らない事ばかりで怖くなった
うかつに「延命しません」と言わない方が良い

​「死に尊厳」​
​​人は、そんなに​立派​な生き物だろうか​?​​​
そして「立派だな​​」と思える人は見た事がないのです
特に五体満足な人ほど、人生を精一杯​「全うした」​と?感じさせてくれなかった
延命しないと言っていた方も、最終的には本音が漏れる
​「無念だけど仕方ない」​
​看取り​
​​​​腕を鷲掴みされたり、瞳に映る最後の人間であったり、最後に聞く生の声主として、沢山の方を看取ってきた ​無念と刹那が伝わってくる​のは思い過ごしだろうか?​​​​
​往生際​
​今のところ、「延命拒否」をされた方の全員に​生の執着​を感じた​
本能的なものだろうとは思うが、​​死に対しては抗う​​
​終活​
​​町中のいたるところで、大勢の人が手を上げて「私も延命しません」と言い出したら、​「素敵」​だと思えるのだろうか​​
死を崇拝するカルトとの違いは何処に見出す事ができるのか?
 
​生活リハのМさん 
​関連記事 生活リハビリ Мさん
​​去年、拒食で様態が変わり、廃用性筋委縮で歩行できなくなり車いす生活になってしまった​​
​なんとか乗り越えたが、パーキンソンと廃用症候群は仲が良くなると本人の生命活動を精神面から奪ってしまう​
言葉に出したくても出せない、やる気が有るのに動かない、表情も表せないので、こちらから気持ちを受け取るのが難しくなる
わたし自身、きっとМさんを傷つけるようなことを言っていたと思う
Мさんとは沢山の事を乗り越えてきたが、機能レベルの低下で皆と同じ食事を摂っても太る事ができない
身長160cm近く有るが3月の体重は25kg程度まで落ちてしまった
​終末緩和ケア​
廃用症状から抜け出そうしたときパーキンソン症状が現れ、その逆パターンで互いに足を引っ張り合う
両方の症状が眠っている極僅かな隙で体を動かさなければ、脳も体も石のようになっていく
​​​可哀そうだから​苦痛を取り除いてあげたい​​楽にさせてあげたい​、と思うのは人情だろう​​​
​本当に目が光る​
Мさんは当然で、こちらも心が折れる
しかし、支援介護する側が諦めたら終わり
​「ボクは最後まで諦めないことにしてるからね」​と声掛けをする​
​​食事・トイレ・お風呂での支援介助、足しになっているか分からないリハビリ​​
​​形にはなっていなくても、少しでも自分で動けると目がキラキラと光っている​​
その時だけは、​​お喋りもできるし笑うこともできる​​
​R3 3月3日​
先日2日に高熱が出ていたと聞く。40度
空調、クーリング、布団を調整し体温が一端下がったらしい
​​看護には、こもり熱だというバイアスが掛かっているのが分かる​​
4日にも同様の高熱で、さすがにバイアスが外れ、受診
レントゲンで肺炎が有り入院を勧められる
病院の意図は、他にも検査をした方が良いとの事
命に別状はなく、施設対応できるのなら返してもらうことにした
​家族・施設・病院の連携​
この機に、手落ちのないように今後の方針をハッキリさせておくべきだろうと考えた
​​​7日「なぜ入院させなかったの?」と、心配して駆けつけたケアマネージャーと話をする​​​
ここには、様々な理由が有り、駆け引きが有る
ケアマネージャーは納得し、早急に家族と連絡とるよう告げられる
​家族とのアセスメント​
その日、偶然に息子夫妻が施設に来た
​ポイント​
​​家族・施設・病院​それぞれ何ができて何ができないのか?​早急にある程度の方向性を持つ必要が有る​​
現状と経緯を報告すると息子夫妻は戸惑っていた
延命と言う、他者の命を左右する責務を急に負わされる
 

​「延命はしない」​
以前、母が延命はしないと言っていた
​「正し、意識が有れば本人を尊重して、意識が無ければ、そのまま行かせてあげて下さい」​​
息子さんの気持ちが、この一言で分かった
​「救急の際は、意識が無い事の方が多いですよ」​ハッとしたようで考えている​
​​「私は、ワンチャンス有って良いと思います、私たちもですが、そのまま目の前で見過ごして良いんですか?」​​
延命とは何をすることから始まるのか?知っている範囲で簡単な説明をした
​​「もう一度、本人と話します」​​
​​「本人に聞けます?そこに真実は有るとは限らないと思います。母親としての答えだとしたら本人の真意とは別なことは多いように思います」​​


​​「延命については、病院で相談しながら決めても遅くないと思います、本人にも、ご家族にとっても出来るだけ悔いのないように」​​
​「そう、したいです」​​
「私たちは、全力を尽くして命を病院へつなぐ。家族は、そこで何を何処までできるのか?もう一度考えるチャンスを持つ。これで良いですか?」​
​「よろしくお願いします」
 

実際は30分くらいの対話で、心の準備も知識もない状態で挑むには短すぎる
​疎遠な家族なら、平気で「延命しません」と答えるし、延命しない事を美徳として言い放つ人もいた​
​​愛情が有ろうが無かろうが、お金が有ろうが無かろうが、知的で有ろうが無かろうが、人​​特有の心がもたらす問題​​だと考える人は多い​​
​それは​​「心の状態を表している」​​と考えることもできる​





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Last updated  2022/08/07 08:17:59 PM
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