Back-To-Nature!!! Bintan Mangrove Discovery Day Tour (マングローブツアー)
【La mémoire du voyage】●今日の朝は早い。6時起き。~Ce matin, nous levons tôt.Nous nous sommes levés à 6:00~なぜって? 今日はホテルで予約したマングローブツアーに参加するのだ。 ~Pourquoi ?Parce que participe à la visite du manglier que nous avons fait des réservations dans un hôtel aujourd'hui.~6時半スタートの朝食ブッフェで、最後のビンタン島の朝ごはんをしみじみ食べる。今日もホテルの人の笑顔に癒される。なんて自然な笑顔なんだろう。送迎予定のバスを待つため、ロビーで一休み。暫くすると陽気なマレー人が来て、軽く挨拶を交わした。「あなたはラッキーですよ!今日は二人だけのプライベートツアーです。」~Vous êtes chanceux!C'est seulement une visite privée pour deux personnes aujourd'hui.~これは好都合!車に乗り、ボート乗り場までの間、彼がにわかに日本語を話しだす。聞くと見知らぬ日本の会社がリゾートに出資しているらしく、日本語のレッスンを週2回受けているのだそう。やはり日本からのゲストが多いのかな?実際何組か家族連れで日本人を見た。●ボート乗り場に着いた。彼が日本語勉強中のドライバーさん。ドライバーさんの日本語の先生が今日のツアーガイド。逢うと明るくフレンドリーなマレー人女性♪初めにツアーの道筋を何と日本語で説明してくれた!まさかこんな島で日本語が聞けるとは!!(結局ツアー中は英語を使ってもらったが)ここで見れるマングローブは4種類運が良ければ動物も見れるらしい。(猿、カワウソ、蛇、トカゲ、カワセミ、、、)私はあまり会いたくない。。。またもやライフジャケットを着て、貸し切りボートツァーが始まった。こちらがガイドさん。マングローブとは何?~Quel est un manglier?~http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%96簡単に言えばマングローブとは、「熱帯から亜熱帯地域の川と海の水が混じりあったにある森の事」どれどれ、どんなところか楽しみ。。。これはクロコダイルスピリットと呼ばれる岩。この時間は水かさが高いので、岩の全貌は見えないが、夜になると引き潮で「クロコダイル」が姿を現すらしい。このセバン川に棲むという「三足のワニの霊」と会話が出来る長老がいて、この霊は河川に沿って歩きまわり、特定の石に座り休憩するそう。そして時には岩の上に花を手向けるとの事。。。あれっ? これってディズニーランドのジャングルクルーズ?あちらがこういったツアーを真似したのね?きっと世界中でこういうエコツアー(Eco-tourism)があるのだわ~。カワセミだ!(漁師の王様、英語でKingfisher、フランス語でmartin-pêcheur )見づらいが、、、日本の私の部屋の両窓にお気に入りの鳥の絵がある。ひとつはカワセミ。本物は初めてかも。ほらあそこ見て!船頭さんに言われ良く見ると、、、岸辺に動物が!トカゲだ!動物園ではなく、自然の一部としてこうした生き物を見ると可愛く思えてくる。この水陸両用の変な形の生き物は、マッドスキッパー。更に森の中へ。。。ぎょっ!ビンタン蛇。そばで見ると黄色模様が鮮やか。森の住民とされている。これがマングローブの根っこ。マングローブの葉水は6時間毎に推移していくそう。今の時間は海水が流れ込み淀んでいる。この辺で記念写真。素朴でかわいいふたりです。このツアーは夜もある。夜はどうなの?と聞くとガイドさん「夜は水が引き、その頃にはマングローブのおかげで水もすっかり綺麗になって、木の下には蛍が舞い、空にはそう!この間流れ星が見えたのよ!!」私「Did you make a wish?」願い事はしたの?~Est-ce que vous avez fait un souhait? ~ ガイドさん 「I had my wish but I didn't.It was so fast,,,,」と言って照れながら足をバタバタさせた。まだ20代に見えるかわいらしい彼女。きっと「ボーイフレンドが出来ますように♪」かな~(笑)~Â vous souhaits!~彼女にちょっと質問したくなった。聞けば彼女はこの仕事は3年していて、出身はジャカルタ(インドネシアの首都)。私「じゃ~都会っ子ね!」ガイドさん「そうなの!きっと香港や東京と同じよ。ビルがたくさん立ち並んでいるの!」行ったことがないところがまだまだ沢山あるな~。。。まだまだ知らないことばかりだ。そんな会話をしているともう波止場が見えてきた。もう降りなきゃ。。。船頭さんお疲れ様!快適な乗り心地でしたよ!いい風景。。。 お迎えの車を待つ間、メッセージボードにポスターを見つける。////////////////////////////////////////////////////////////●マングローブからのラブレターTo all lovely people (全ての愛すべき人達へ)お願いですから、私の苗木や葉その他を切ったり、取ったりしないください。なぜなら私はとてもゆっくり成長し、日ごと強くなっていくからです。少なくとも2日に1度、満潮と共にすべての塩水が流されます。そのような環境を私たちは寛大に取り扱わなければならないでしょう。だからこそ、私たちは違う形の根をもっているのです。ですからどうか覚えておいてください。私たちは世界で見つけることができる驚くべき木の一つです。私たちはいつも自然の水を与え、海の生き物やその他色々なものの育成場所となります。ですから、お願いです。私を成長させて下さい。そして新たに植えてもらい、大切に扱ってください。何も取ることなしに写真とメッセージをお残しください。with love (愛をこめて) Amazing Mangrove Tree(驚くべきマングローブの木より)/////////////////////////////////////////////////////////////私もメッセージを残すことにしました。(pinkの方) ●人間が自然と共生して行くからこそ、人間が長くこの世にいることが許される。マングローブは誰からも強要されることなく、自分自身でそのシステムを確立し、他の動植物たちと調和して仲良く生活している。人間よりも賢いかもしれない。「マングローブは根から栄養物を良く吸収する。その処理能力は、機械式水処理プラントに換算した場合、森1ヘクタール当たり、アメリカ$125,000相当」(パンフレットより)●時間毎に水かさを増し、満潮と共に根元から古い水を吐き出す。淀んだ水はマングローブの根のシステムにより、根がフィルター機能を果たし、夜には水が浄化され、蛍がそこに舞う。夜はまったくのスピリチュアルスポットになるらしい。「自然」が呼吸している。無駄がない。そんなことを思いながら、7時半スタートの6,8km、1時間半のマングローブツアーが終わった。なんでこれまで来なかったんだろう?なんという楽しいツアー!(百聞は一見にしかずとはこのことか。)夫の興味は動物、私の興味は植物。そして二人とも生態系を肌で感じることができた。図らずして、二人とも楽しめた特別企画となった。せめて私達だけでも調和して生きていこうではないか。その後、ホテルに戻り、海でもうひと泳ぎした後、これから蒸し熱くなるだろう香港に戻った。~fin~http://www.bintan-resorts.com/(メニュー→Things To Do→Tours→Bintan Mangrove Discovery Day Tour)