昨日の「カエルの鳴き真似」はおさまりましたが、微熱があったため、病院で点滴を受けてから会社へ。
長時間の通勤途上で少しでも時間潰しになれば… と、妻が「とうほく財界」というローカル雑誌を、持たせてくれました。この雑誌、東北地方(といっても、宮城、福島の2県だけですが)の政財界の情報をいろいろと載せていますが、要は単なるゴシップ誌で、あることないこと、面白おかしく語ってくれています。
とりわけ凄いのが、浅野史郎・宮城県知事への悪口雑言の数々。毎回毎回これでもかとばかりに、やらかしてくれます。今号もまた「"危険な球場"を放置し、新球場構想に嫌悪する浅野史郎宮城県知事の『野球嫌い』」なんてネタを、トップにもってきてました。
確かに、仙台にある県営宮城球場は老朽化が進んでおり、しかも県では新球場設置の計画を持っていません。しかもそれでいて2002年のワールドカップで盛り上がった宮城スタジアムはしっかり建設しているから、この記事の主張は、一見もっとものように思えます。
ところがよく考えてみると、そもそも県が野球場の建設をする義務は、必ずしもありません。また、宮城県には県と同等の権限及び財政力を有する仙台市という政令指定都市があるので「宮城球場老朽化 → 宮城県が動かない → じゃあ仙台市はどうなのか?」という記事の展開もありだと思うんです。が、この雑誌は浅野知事を批判するばかりで、ちっとも建設的じゃない。
結局、この雑誌が浅野知事を批判するのは、県民人気が高い浅野知事を取り上げることによって少しでも売上を伸ばしたいだけなんだな… という気がします。
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