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今日の午後6時24分に、宮城県気仙沼沖を震源とする、大きな地震がありました。揺れは広範囲にわたっており、地震に遭遇した仙台でも自宅のある福島でも、震度5弱を記録。家のことが心配だったので、何時間かかるかわかりませんが、とりあえず、帰ることにしました。
地震直後の街は、いつもと変わらない平穏な様子。ところが案の定、公共交通機関は完全に麻痺していて、時間が経つにつれてクルマの姿が目立ってきます。私もまた、会社の最寄駅までは足を運んだんですが電車が動く見込みが全然ないので、駅でたまたま会った会社の人と、タクシーで相乗りして仙台駅まで行くことになりました。 …と書くと簡単ですが、仙台駅に着いた時点で、時刻は既に9時近く。ここから更に東北本線に乗り継がなければなりません。が、東北本線もまた運行を停止していて、線路の点検が終了するまでは動く気配がない模様。ただ待っていても仕方がないので、とりあえず構内の蕎麦屋で腹ごしらえをしてから、駅近くにある高速バスの乗り場まで行ってみます。列車はこんな具合ですが、タクシーの中で聴いていたラジオのニュースでは宮城県内での高速道路の通行止めはなかったようなので、ひょっとしたら運行してるかも、と一縷の望みを抱いてみた訳です。 で、行ってみたところ、ドンピシャのタイミングで、高速バスが来ました。迷うことなく乗り込み、座席でウトウトしているうちに、福島駅に到着。この時点で11時少し前。順調にいけば、日付が変わる前には、自宅には戻れるだろうと踏んでいました。 ところが、世の中そうは甘くない。あてにしていた福島駅からの列車は、仙台方面での列車の立ち往生の影響をモロに受けていて、「走らせる車両がないので運行不可能」とのこと。結局1時間半ほどを、福島駅で待つことになりました。 あれやこれやで、家に着いたのは、午前1時少し前。大人しく仙台に泊まった方が良かったかも… という結果にはなりましたが、帰宅した時は、とりあえずは布団で寝れることを喜びたい気持ちでいっぱいでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003.05.28 00:27:53
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