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テーマ:鉄道雑談(1525)
カテゴリ:その他の都道府県の話
今日のテーマソング:竹内まりや「ドリーム・オブ・ユー」
今日、業者への支払リストに、「一畑○○…」という会社を見つけました。請求書の住所を見ると、島根県になっています。どうも、当地を走る一畑電鉄の関連会社のようです。 そのことはなんとなくわかったけれど、この会社の訓み方が「いちはた」なのか「いちばた」なのか失念してしまったので、HPにて確認。「いちばた」ということがようやくわかりました。 松江(温泉)や宍道湖、出雲大社など知名度の高いスポットを沿線に抱えているのに全国的にはあまり知られていない一畑薬師の名前を社名にしているこの会社。伝統を大事にしているのか意地になっているのか、とにかくそれなりのプライドを持った私鉄なんだなと推測されます。 ところがこの会社についてもう少し詳しく調べていくと、面白いというか悪く言うと節操のない面を発見。なんとここ、文字の長い駅名の宝庫でもあるんですよ。松江のターミナル・松江しんじ湖温泉(これも長い駅名だ)の隣が、ルイス・C・ティファニー庭園美術館前という、日本でもっとも長い名前を持つ駅。終点の電鉄出雲市の隣の駅も出雲科学館パークタウンとこれまた長い名前の駅です。全線を通して26駅あるんですが、そのうちカナで10文字以上の駅が5つ(残りは松江フォーゲルパークと浜山公園北口)もあります。私は「節操がない」と表現しましたが、長い名前の駅名は沿線スポットを紹介したものばかりで、見方を変えれば乗客誘致の努力の結果ともいえるでしょう。 また、一畑電鉄には、なんと、特急が走っています。地方私鉄の特急というと長野電鉄や富山地方鉄道の例がありますが、前二者が観光特急なのに対して、こちらは通勤特急。電鉄出雲市と松江しんじ湖温泉との間を朝1本、夕方2本走っています。 それにしても、どうも一筋縄ではいかないローカル私鉄のようです。乗る機会はないかも知れませんが、これからもがんばって欲しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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