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テーマ:ザ大学(671)
カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
来年4月の設置が正式に決定しましたね。これで福島大学は文系3(人間発達文化、行政政策、経済経営)、理系2(共生システム理工、食農)の5学類体制となり、今までの文系特化型から多少は総合大学らしい学類構成にシフトすることになります。
その一方で、入学定員の総数は増加せず、食農学類の定員は既存の各学類の定員を削って工面したため、既存の各学類の定員に減少が生じています。具体的には、 人間発達文化学類 270人⇒260人 行政政策学類 210人⇒205人(昼間主185人、夜間主20人) 経済経営学類 225人⇒220人 現代教養コース(夜間主) 60人⇒ 0人(うち20人分は行政政策学類に移管) 共生システム理工学類 180人⇒160人 食農学類 0人⇒100人 となるのですが、となると、各高校の入試対策も変化を強いられることになります。例えば今春福島大学に58人の現役生徒を合格させた橘高校の合格者内訳は、 人間発達文化学類 14人 行政政策学類 22人 経済経営学類 14人 現代教養コース(夜間主) 0人 共生システム理工学類 8人 なのですが、これを来春の定員に当てはめると、既存の各学類の合格者は、 人間発達文化学類 13.5人 行政政策学類 19.4人 経済経営学類 13.7人 現代教養コース(夜間主) 0.0人 共生理工システム学類 7.1人 と、合計で53.7人まで減ってしまうことになり、今春並みの合格実績を確保したいならば、食農学類への受験対策が不可欠ということにならざるを得ないのです。 福島大学の学類再編元年を各高校がどのように乗り切っていくのか、ちょっと注目してみたいですね。 ![]() 【新品】【本】東日本大震災からの復旧・復興と国際比較 福島大学国際災害復興学研究チーム/編著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.29 08:43:38
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