|
カテゴリ:企画モノ
唐突に始まったこの企画(苦笑) 前回の青葉区に引き続くは宮城野区です。
◎榴岡・小田原地区…大卒人口率31.6% ・範囲となる町丁 小田原牛小屋丁、小田原金剛院丁、小田原大行院丁、小田原広丁、小田原山本丁、小田原弓ノ町、小田原(1~3丁目)、花京院通、車町、榴ケ岡、榴岡、鉄砲町、名掛丁、二十人町、東六番丁、東七番丁、東八番丁、東九番丁、東十番丁、元寺小路、小田原清水沼通 ・地域内にある大学 東北福祉大(仙台駅東口キャンパス・2015年開設) ・地域の特徴 宮城野区内で概ね仙台城下町に属していた町丁にて構成。だたし、2010年時点では地域の中央部が土地区画整理事業施行中でほぼ更地だったため、人口は他地域より少なくなっています。今後再び市街化が進めば、仙台駅に近いロケーションも相俟って、大卒人口率が大幅に上昇する可能性が高いとみられます。 ◎原町・宮城野地区…大卒人口率21.7% ・範囲となる町丁 銀杏町、五輪、清水沼、苦竹、西宮城野、萩野町、原町南目、原町、東宮城野、日の出町、南目館、宮城野、宮千代、二十人町通 ・地域内にある大学 なし ・地域の特徴 1928年に仙台市に編入された原町の南部に概ね合致。区役所が所在する他JR仙石線の駅が複数所在しますが、隣接する榴岡・小田原地区に比べると大卒人口率は約10ポイント下落しており、仙台城下町との格差も感じます。各町丁の状況をみると、鉄道や幹線道路から離れた町丁で、大卒人口率が著しく低下する傾向がみられます。 ◎幸町・東仙台地区…大卒人口率20.9% ・範囲となる町丁 安養寺、大梶、蟹沢、幸町、二の森、平成、東仙台、枡江、松岡町、新田、新田東 ・地域にある大学 なし ・地域の特徴 原町・宮城野地区が原町の南部ならば、こちらは原町の北部に概ね合致します。JR東北本線東仙台駅周辺では終戦直後から宅地開発が進んだ経緯があるなど、地域内の宅地化ペースは郊外でも早い方でした。ただし、地域の東端には2000年代に入ってから宅地化されたJR仙石線小鶴新田駅付近という例外もあり、この界隈の大卒人口率は地域内でも飛び抜けて高くなっています。 ◎岩切・鶴ケ谷地区…大卒人口率16.0% ・範囲となる町丁 岩切、小鶴、自由ケ丘、燕沢、燕沢東、鶴ケ谷、鶴ケ谷北、鶴ケ谷東、南宮 ・地域にある大学 なし ・地域の特徴 2000年代以降JR東北本線岩切駅付近で宅地開発が進む岩切、東仙台地区の市街化拡大に伴って宅地化が進んだ小鶴・燕沢、1970年代に大規模住宅団地が造成された鶴ケ谷と、宅地開発の経緯は異なりますが、いずれも1941年に仙台市に編入された岩切村に属していた共通項を有します。偶然なのか必然なのかわかりませんが、各町丁とも概ね10%台後半の大卒人口率となりました。 ◎高砂・仙台港地区…大卒人口率15.1% ・範囲となる町丁 出花、扇町、岡田、岡田西町、蒲生、栄、田子、鶴巻、中野、福住町、福田町、福田町南、福室、港、仙石、高砂、白鳥 ・地域にある大学 東北医薬大(福室キャンパス・2018年開設) ・地域の特徴 1941年に仙台市に編入された高砂村の範囲に概ね合致。地域西端の扇町や東端の港は工業に特化した町丁で、ブルーカラーの性格が強い地域と言えます。また、東日本大震災で大きな被害を受けた地域内の海沿いは2010年時点では農村漁村の色彩が濃く残っていました。これらの要因があってか、地域内の大卒人口率はあまり高くありません。 【送料無料】[枚数限定]宮城野<ディレクターズカット版>/毬谷友子[Blu-ray]【返品種別A】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.05.03 07:00:44
コメント(0) | コメントを書く
[企画モノ] カテゴリの最新記事
|