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テーマ:鉄道(21875)
カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
山形新幹線新板谷トンネルの建設構想、山形県がだいぶ前のめりで進めている印象です。今年度に調査費用として2,000万円を計上し、15年ほどの期間をかけて建設する意向を表明しています。また、トンネル自体もフル規格の新幹線車両が通る前提で設計され、今なお計画段階で足踏みしている奥羽新幹線の事実上の着工という意味合いもあるようです。
もし新板谷トンネルが開通したら、米沢駅以北から福島駅以南までの所要時間は十数分短縮されるとのことです。また、現行の板谷峠経由だとしばしば発生する冬期の遅延、運休を軽減する効果も期待される(そしてその効果は、福島駅以南で山形新幹線の車両が走る東北新幹線のダイヤの乱れの改善にも繋がる)ので、費用対効果はそれなりにあると考えます。 しかし、その一方で、福島駅~山形駅間の在来線の駅はどうなってしまうのだろう?との懸念が残ります。新板谷トンネルのルートを確認すると板谷、峠、大沢といったかつてのスイッチバック駅の真下を通るので、トンネル内を新幹線のみならず普通列車も走らせるのならば、これらの駅の廃止は必至。それどころか、トンネル内を普通列車が走らない可能性すらあります。トンネルを通らず利用者も比較的多い福島駅~庭坂駅間の区間列車は残るかもしれませんが、山形県側は先述の3駅の他関根駅も含めて廃止…という可能性は考えられそうですね。 【中古】TOMIX Nゲージ 400系 山形新幹線 つばさ 新塗装 セット 7両 92795 鉄道模型 電車 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.15 14:06:14
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