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テーマ:ザ大学(668)
カテゴリ:その他の都道府県の話
地方国立大というと、所在する県出身の学生の比率が多いイメージがあります。人口の多い府県と隣接する県にある大学は例外的に隣の府県出身の学生も多くなりますが、二つの府県を合算すると相当なシェアを占めます。福島県の近場にある大学における今年度の入学者で例示すると、
福島大……入学者数985人に対し、福島県409人(41.5%)、宮城県108人(11.0%) 山形大……入学者数1,662人に対し、山形県417人(25.1%)、宮城県397人(23.9%) 宇都宮大…入学者数929人に対し、栃木県358人(38.5%)、埼玉県88人(9.5%) 上位2県で50%前後というのが、一応の目安となるようです。 ところが、この法則、実は首都圏の国立大でも当てはまったりします。同じく今年度の入学者で例示すると、 埼玉大……入学者数1,577人に対し、埼玉県454人(28.7%)、東京都235人(14.9%) 千葉大……入学者数2,338人に対し、千葉県678人(29.0%)、東京都470人(20.1%) 横浜国大…入学者数1,697人に対し、神奈川県530人(31.2%)、東京都338人(19.9%) これはちょっと意外でした。もう少し多くの都県に分散するのかな…と思っていたのですが。 都会も田舎も、大学選びは近隣志向が強いということなんでしょうね。 【中古】 国立大学はどうなる 国立大学法人法を徹底批判する/東京大学職員組合(編者),独立行政法人反対首都圏ネットワーク(編者) 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.15 17:50:48
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