|
カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
昨日のエントリで、豪雨による「水害が広範囲に及ばないかが心配です。」と書いたのですが、東北と北陸の広い範囲で被害がみられました。氾濫する河川、崩れる土砂、崩落する橋梁…
しかも、崩落した橋梁に道路橋だけではなく鉄道橋も含まれていることには驚きました。米坂線の羽前椿~手ノ子間と磐越西線の喜多方~山都間。いずれも、先日JR東日本が収支を公表した赤字ローカル線なだけに、復旧ではなく存廃を含めた議論が行われる可能性が濃厚です。 どちらの沿線地域も、「そのまま廃線」には反対するでしょうね。 米坂線に関しては、特に沿線の小国町が今回の水害で町ごと孤立する被害に遭っただけに、沿線地域全体で「ちょっとやそっとの災害ではビクともしない地域外とのアクセス経路」の建設を求めてくると思います。具体的には、現在一部区間が供用されている新潟山形南部連絡道路の全線整備促進が叫ばれるのではないでしょうか。米坂線については、この道路の整備に目処がつくまでは存続…という形になるかもしれません。 磐越西線に関しては、同様の被害に遭った只見線を地元主導で鉄路として復旧させた経緯があるだけに、同様の手法で復旧させるしか手段が残されていないのではないでしょうか。具体的には、喜多方~野沢間の上下分離方式移行という形ですね。てか、ゆくゆくは会津地方全体のJR線が上下分離方式に移行してしまうんじゃないか…と個人的には考えているのですが、この件については、後日稿を改めて書きたいと思います。 ![]() 鐵路の響煙 磐越西線1 SLばんえつ物語 [ (鉄道) ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.05 06:43:11
コメント(0) | コメントを書く
[福島・宮城の地元ネタ] カテゴリの最新記事
|