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さて、その仙台都市圏南部に根を張る尚絅学院大。まずはデータから紹介します。
【尚絅学院大】 ・進学者数 205人 ・進学者がいた高校 35校/67校 ・進学者がいた高校の偏差値別分布 60~ 0校/4校 0人(0.0%) 55~59 2校/6校 7人(3.4%) 50~54 4校/6校 29人(14.1%) 45~49 8校/8校 35人(17.1%) 40~44 8校/11校 95人(46.3%) 35~40 9校/15校 32人(15.6%) ~35 4校/17校 7人(3.4%) ・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 43.7 ・進学者がいた高校の地域別分布 南部 4校/8校 19人(9.3%) 亘理名取 4校/4校 46人(22.4%) 仙台南 5校/9校 57人(27.8%) 仙台北 5校/10校 24人(11.7%) 塩釜 3校/4校 24人(11.7%) 黒川 2校/2校 6人(2.9%) 大崎 3校/11校 5人(2.4%) 登米 2校/3校 4人(2.0%) 栗原 2校/4校 5人(2.4%) 石巻 4校/8校 12人(5.9%) 本吉 1校/4校 3人(1.5%) 注目すべきはやはり地域別分布。お膝元の亘理名取、仙台南の両地域で極端に進学者数が多くなっています。ちなみに、宮城学院女子大と比較してみると、亘理名取で宮城学院女子大15人、尚絅学院大46人と圧倒し、仙台南で宮城学院女子大54人、尚絅学院大57人と拮抗しています。ここから少し離れただけの仙台北では宮城学院女子大76人に対し尚絅学院大24人とトリプルスコアをつけられていますから、仙台都市圏にありながら小地域密着型の珍しい形態を有していると言えるでしょう。 ただし、塩釜でも宮城学院女子大23人に対し尚絅学院大24人と拮抗しているので、決して仙台都市圏全体での知名度が低い大学ではありません。仙台都市圏や南部においては偏差値40台前半から30台後半の高校からだと宮城学院女子大を上回るケースが多いです。 なお、仙台都市圏以北の地域では、宮城学院女子大の後塵を拝しています。仙台の私立大学への志向度が強い石巻でも進学者数はあまり伸びていません。 宮城県南部に地盤を置く大学は尚絅学院大の他に仙台大があります。地元では「柴田町に所在する仙台大」と揶揄されることがままあります。体育学部のみで構成される単科大学でもあります。 以下、データを紹介します。 【仙台大】 ・進学者数 107人 ・進学者がいた高校 36校/67校 ・進学者がいた高校の偏差値別分布 60~ 0校/4校 0人(0.0%) 55~59 1校/6校 1人(0.9%) 50~54 3校/6校 3人(2.8%) 45~49 6校/8校 16人(16.8%) 40~44 9校/11校 50人(46.7%) 35~40 11校/15校 28人(26.2%) ~35 6校/17校 7人(6.5%) ・進学者がいた高校の平均偏差値(加重平均) 41.7 ・進学者がいた高校の地域別分布 南部 6校/8校 17人(15.9%) 亘理名取 4校/4校 17人(15.9%) 仙台南 4校/9校 15人(14.0%) 仙台北 5校/10校 11人(10.3%) 塩釜 3校/4校 26人(24.3%) 黒川 1校/2校 3人(2.8%) 大崎 2校/11校 2人(1.9%) 登米 3校/3校 3人(2.8%) 栗原 1校/4校 2人(1.9%) 石巻 5校/8校 6人(5.6%) 本吉 2校/4校 5人(4.7%) 進学者数が最も多かった高校は、スポーツ科学科を擁する利府。従って、塩釜の比率が高くなっています。また利府の基準偏差値はスポーツ科学科(38)ではなく普通科(44)で設定したため、偏差値40~44の高校からの進学率が非常に高くなる結果となりました。 地元の南部も体育科を擁する柴田が所在することもあり、地域別の比率は高め。柴田以外の高校からも進学者がそれなりにおり、地元に定着している様子もある程度伺えます。ただし、南部トップの偏差値(普通科で50)の白石からの進学者はゼロ。宮城県内を見渡しても偏差値50以上の計16校中進学者がいた高校は4校にとどまっています。 あと、仙台都市圏以北で、沿岸部と内陸部の進学率に有意差が見られます。確かに沿岸部の方が内陸部に比べてスポーツな盛んなイメージはありますが… 【中古】テクノブレイン ぼくは航空管制官2ベストコレクション 仙台空港 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.20 07:40:33
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