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テーマ:アルバイトについて(588)
カテゴリ:その他の都道府県の話
先ほど、妻と「東京の学生バイト」という話題になりました。あちらではちょっと働けば万単位でお金が入ってくる…なんて話です。 よくよく考えてみればそれも当然で、今月から都内の最低賃金は時給1,113円。つまり9時間働けば10,017円と1万円を超えます。うちの地元の福島県の最低賃金は時給900円ですので、11時間働いてやっと9,900円。この差は大きいですよね。 学生バイトだと月5万稼げれば御の字だと思うのですが、この金額に到達するためには都内だと45時間働けばいいのに対し、福島県だと56時間。月11時間も拘束時間に差が生まれる訳です。加えて都内と福島県での就業可能な職種の差を考えると、昔の苦学生でありがちだった「学費と家賃だけは出してやるから生活費は自分で稼ぎなさい」というシチュエーションは、福島県を含む地方では成り立ちづらくなっているのかな…との危惧が頭をもたげてきます。 最低賃金に差があっても、衣食住、あるいは書籍やパソコンの値段にはさほど地域差があるようには感じないから、ちょっと不平等だよなぁ…知的好奇心をくすぐる刺激の差以外にも東京と地方の差があるとなれば、わざわざ地方の大学に進学するメリットって、それこそ教育の内容や進路実績でしか示せないんじゃないかと思います。 ![]() 【中古】絶対トクする! 学生バイト術/桐書房 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.28 11:03:10
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