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テーマ:鉄道(22172)
カテゴリ:その他の都道府県の話
JR東日本のローカル線の2022年度における営業係数が、このほど公表されました。 福島県にかかる区間の営業係数は以下の通りでした。輸送密度(平均通過人員)とあわせて紹介します。 水郡線 常陸大子~磐城塙間 営業係数 5,776 輸送密度 143 磐城塙~安積永盛間 営業係数 1,045 輸送密度 811 只見線 会津若松~会津坂下間 営業係数 704 輸送密度 944 会津坂下~会津川口間 営業係数 3,448 輸送密度 182 只見~小出間 営業係数 3,836 輸送密度 107 磐越西線 会津若松~喜多方間 営業係数 1,273 輸送密度1,491 喜多方~野沢間 営業係数 3,427 輸送密度 357 野沢~津川間 営業係数13,980 輸送密度 70 磐越東線 いわき~小野新町間 営業係数 3,283 輸送密度 203 これらの路線は遅かれ早かれ存廃が議論されることになると思うのですが、個人的に思うのは、営業係数が異様に高いこと。というのも、JR四国のローカル線って、輸送密度が低くてもそこまで営業係数が高くないんですよね。こちらも主なローカル線について紹介しましょう。 予讃線 向井原~伊予大洲間 営業係数 214 輸送密度 307 土讃線 須崎~窪川間 営業係数 234 輸送密度 898 牟岐線 阿南~阿波海南間 営業係数 519 輸送密度 386 鳴門線 池谷~鳴門間 営業係数 242 輸送密度1,701 予土線 北宇和島~若井間 営業係数 615 輸送密度 220 これ、どう考えても、各線区に対してJR東日本が経費をかけすぎているか、あるいはJR四国が経費をケチりすぎなのかのいずれかですよね。試しに距離がほぼ同じ磐越東線いわき~小野新町間(40.1キロ)と予讃線向井原~伊予大洲間(41.0キロ)の収支状況を確認してみると、 磐越東線 運輸収入 22 営業費用748 予讃線 運輸収入205 営業費用440(単位はいずれも100万円) であり、収入はともかく費用の差が倍近く。予讃線の方が列車の運行本数は多いから、その分保線費用がかかるはずなんですけどね。普通に考えれば。 赤字ローカル線の廃止には特に反対はしませんが、JR東日本が提示する営業費用の中身は、もう少し一般の方々に納得のいく説明が欲しいところではありますね。四国並みに経費を削減することが可能であれば、存続(救済)可能なローカル線だってチラホラ出てくるのではないかと思うのですが。あくまで素人考えですが。 ![]() 【あす楽対応】プラレール KF-02 JR四国 「鉄道ホビートレイン」プラレール号 電車のおもちゃ 3歳 4歳 5歳 男の子プレゼント 誕生日プレゼント 鉄道玩具 新幹線電車 タカラトミー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.11.23 10:12:39
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