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テーマ:大学入試(154)
カテゴリ:その他の都道府県の話
数日前に日大の共通テスト利用入試の志願者数が減っていることを書きましたが、首都圏の理系(特に工学系)学部中心の大学における共通テスト利用入試(複数方式がある大学はすべて合算)の志願者状況は、現時点でこんな風になっています。 東京理科大(1月21日現在) 昨年12,528人⇒今年12,420人 △108人(0.9%)※ 芝浦工大(1月22日現在) 昨年14,175人⇒今年11,366人 △2,809人(19.8%) 東京電機大(1月20日現在) 昨年 7,563人⇒今年 8,478人 +915人(12.1%)※ 東京都市大(2月21日現在) 昨年 9,165人⇒今年 9,281人 +116人(1.3%) 工学院大(1月17日現在) 昨年 9,075人⇒今年 7,819人 △1,256人(13.8%) ※いずれも第二部を除いた人数 日大理工学部(確定人数) 昨年 6,735人⇒今年 4,109人 △2,626人(39.0%) 日大生産工学部(確定人数) 昨年 2,639人⇒今年 1,995人 △644人(24.4%) こうしてみると、日大が一人負けということもなく、芝浦工大もお付き合いしている感がありますね。ただし、芝浦工大は来年から共通テスト利用入試で国語ないしは地歴公民が必須教科となるので、その影響が前倒しでみられた可能性はあります。また、東京都市大は、トータルでは微増ですが入試形式によって増減に差があり、3教科型で激減、5教科基準点型で激増となっています。 一方、大学として有意に増加したと言えるのが東京電機大で10%以上のプラスですか。確かにメインキャンパスが日大(主に千葉県)や芝浦工大(東大宮か豊洲)のキャンパスから比較的近い北千住にはありますが、これらのマイナス分を完全にカバーしているとは言い難い部分があります。 で、これらの減少分は何処へ流れたのかというと、なんと千葉工大でした。 千葉工大(1月13日現在) 昨年54,480人⇒今年60,252人 +5,772人(10.6%) これ、一人勝ちと言ってもいいんじゃないでしょうかねぇ? キャンパスの場所も日大理工、生産工のキャンパスのすぐ近くだし、特に千葉県の受験生が日大から千葉工大に流れていった可能性はかなり高いと言えるのではないでしょうか。 千葉工業大学 2024年版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.23 11:00:53
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