ＣＡＰＴＡＩＮの航海日記

昨日のエントリにも書いた通り、福島県立高校の倍率、昨日の夕方に公表されました。なお、これは最終の倍率ではなく、今日から14日まで出願先の変更を受け付けた後、最終の倍率が確定します。
ただ、昨日の時点においても、定員割れの高校が多いですね。特に進学指導拠点校・重点校での定員割れが今年は目立つような気がします。以下、進学指導拠点校・重点校の倍率を紹介します。

福島(拠点校)　　
普通科　　　　　定員280人　志願者297人　倍率1.06倍

橘(重点校)
普通科　　　　　定員280人　志願者317人　倍率1.13倍

福島西(重点校)
普通科　　　　　定員160人　志願者215人　倍率1.34倍
デザイン科学科　定員40人　志願者49人　倍率1.23倍

福島東(重点校)
普通科　　　　　定員240人　志願者259人　倍率1.08倍

安積(拠点校)
普通科　　　　　定員280人　志願者334人　倍率1.19倍

安積黎明(重点校)
普通科　　　　　定員280人　志願者363人　倍率1.30倍

郡山東(重点校)
普通科　　　　　定員240人　志願者323人　倍率1.35倍

郡山(重点校)
普通科　　　　　定員200人　志願者293人　倍率1.47倍
英語科　　　　　定員40人　志願者45人　倍率1.13倍

須賀川桐陽(重点校)
普通科　　　　　定員200人　志願者205人　倍率1.03倍
数理科学科　　　定員40人　志願者29人　倍率0.73倍

白河(重点校)
普通科　　　　　定員200人　志願者172人　倍率0.86倍
理数科　　　　　定員40人　志願者38人　倍率0.95倍

白河旭(重点校)
普通科　　　　　定員160人　志願者158人　倍率0.99倍

会津(拠点校)
普通科　　　　　定員240人　志願者213人　倍率0.89倍

葵(重点校)
普通科　　　　　定員200人　志願者194人　倍率0.97倍

会津学鳳(重点校)
普通科　　　　　定員119人※　志願者130人　倍率1.09倍

喜多方(重点校)
普通科　　　　　定員160人　志願者129人　倍率0.81倍

磐城(拠点校)
普通科　　　　　定員280人　志願者312人　倍率1.11倍

磐城桜が丘(重点校)
普通科　　　　　定員240人　志願者250人　倍率1.04倍

いわき光洋(重点校)
文理科　　　　　定員200人　志願者234人　倍率1.17倍

相馬(重点校)
普通科　　　　　定員120人　志願者101人　倍率0.84倍
理数科　　　　　定員40人　志願者36人　倍率0.90倍

原町(重点校)
普通科　　　　　定員160人　志願者133人　倍率0.83倍

合計　　　　　　定員4,439人　志願者4,829人　倍率1.09倍
　※会津学鳳中からの内部進学予定者を除いた人数

進学指導拠点校・重点校の倍率が1.1を割ったのは、恐らく初めてのケースなんじゃないかと思います。しかも定員割れの学科が８校10学科ですか…地域別に見ると福島、郡山、いわきの３大都市以外の高校はほぼ定員割れですね。特に白河市や会津若松市の状況は深刻で、そう遠くない将来市内に複数ある進学指導拠点校・重点校の統合が必要になるものと思われます。
３大都市でもいわき市は該当する３校とも数字上は定員割れを回避しましたが、志願者の中には福島高専が第一志望で「志願はするけど受験しない」生徒が一定数いる可能性が高いため、安閑とはしていられません。私の見立てでは磐城桜が丘はほぼ間違いなく後期選抜を実施することになるだろうと思われます。

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