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むかしのこと

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2007.04.22
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青い竜と黄色い竜

ISBN:4803135126 単行本
松谷 みよ子 ぶん
遠山 繁年 え
太平出版社 2003/05 ¥1,365

『子そだてゆうれい』の松谷みよ子氏のコメントを読んでから、いつも読んでいる日本やヨーロッパや時々アメリカのお話以外にも、色んな国の童話を読んでみたいなと思っていました。

また、講談社の『たのしい幼稚園』に、一度タンザニアのお話が載っていたことがあって、ちびこはたいそうそのページがお気に入りだったので(プリキュア5のページより読んでいました。こういう雑誌では珍しいことです!)その思いは強まりました。

この本は、ちびこが選んできました。
鮮やかな表紙の色づかいと、竜のりりしさ、おそろしさがちびこをひきつけたようです。

↓あらすじに興味のある方だけ反転させてどうぞ

弓の達人・キムムダルは竜井という池の近くにある村に住んでいました。

ある晩、彼は白いあごひげを垂らした老人に、

「黄竜が竜井をよこせと言って来ているから助けて欲しい」と言われる夢を見る。

一度行ってみると、夢の老人が言ったとおり、黄色い竜が青い竜と戦っていました。
キムムダルはおそろしさのあまり、手を出せず気絶してしまいました。

その晩も彼は夢を見、次の日はしっかりと黄竜を射とめることができました。

青い竜は助けてくれたお礼に、池と村の間の荒地に雨を降らせ、豊かな土地にかえてくれましたとさ・・・


不思議ですっきりとした話でした。
明るい色調ながらも、戦いの場面ではちびこに強い印象を残しました。
恩返しに雨が降るシーンが、私は好きです。
何でもないことに、不思議なものの働きを感じることのできる
人のぬくもりのようなものを感じます。







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最終更新日  2007.04.23 09:48:37
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