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カテゴリ:赤松光夫
「若妻教師 赤松光夫」のGoogle検索
「赤松光夫」のGoogle検索 *** ![]() 著者:赤松光夫 出版社:双葉社 双葉文庫 本体価格:417円 1989年8月15日発行 ISBNコード:9784575502329 カバー:村山潤一(Google検索) ほどほどな感じがいつもどこかほっとする村山さんの表紙です。 じっと見てると韓国の女優さんみたいに思えてきます。 乳房は寄せてあげてませんね。ここもほっとする。 *** 目次 初体験学習 困った父子家庭 男はつらい虎次郎 奴隷志願 マザコン教室 露天風呂教室 ミルク飲み少年 女体学実習 女嫌いのムシ 再会パーティ ***ネタバレです*** ***ご注意ください*** もうこの方までも官能路線かーと、読むことはないかな、と思っていたら、ご縁が! ほんとうに、ふと寄った書店でリサイクルブックフェアをやっており その中にあった一冊。赤松先生ごめんなさい。新品で買える本はちゃんと買います。 体験記を編集したものと、ジュニアものしか読んだことが なかったのでイメージできなかったけど、 ジュニアものの延長、という感じで、楽しく読めた。 ばかばかしくて(いい意味です?!)漫画みたい。 一言でいえば、若妻教師(夫は単身赴任中)のセックスによる折伏ストーリー。 そのダルマ。 「男と女はあわせて一つの人間なのよ。男だけが人間じゃないし、女だけでも人間じゃない」【マザコン教育】/【女体学実習】にも同じ意味の言葉がある。 「神様は、こんないいことを男と女の間に作ってくださったの。女を軽蔑したり男を軽蔑してはいけないの。こんないいことが互いにあるんですからね」「男と女は別々じゃない。いいえ、人間は別々じゃない。男と女でやっと一人前よ」【露天風呂教室】 こんな感じで、欲に溺れながらも、教師としての立場を忘れない桐子先生。 地の文が時々「桐子」になるのが私は興ざめ…最初は桐子先生で統一されていて それがちょっと滑稽でおもしろかったのに。 *** 初体験に娘が急いだとき盗んだろと思った言葉、二種。 「熟さない実は、にがかったり、渋かったりするでしょ。人間だって同じ。先生は熟しているけど、美雪はまだ青い実なのよ。そんな実を男に食べさせると、お互いに間違ったことを覚えるわ」【男はつらい虎次郎】 「自分が食べたくなった頃に、男を食べるの。それが女よ。今日子だって、そのうち、女の歓びがわかるわ。無理に知ろうとするぐらい、バカげたことはないの」【ミルク飲み少年】 うちの子がなんて言うか、今から想像がつく… 「私は今やりたいねん!」 そう言われたらどうしたらいいの?桐子先生!! 処女について 「男の人がそう思えば、それは女の一つの価値よ」【ミルク飲み少年】 という記述があったが、これじゃあ説得力がない時代となっているのですかね。 *** 生徒や保護者のみならず、 若手男性教師もおしえさとす。 「あなたは女性に舐められて、それでいっちゃったわけ。そんなだらしないことじゃ、女の子にナメられて当然なの。舐められたら舐め返しなさい。いえ、女なんか舐めて舐めて、舐め殺しにすれば、男は自信がつくの。おわかりかな」【女体学実習】 ここなんかジュニア小説のなごりっぽくないですか? 逆に生徒に教えられることもあるのか、 授業中 ポ ル ノ雑誌を見ていた生徒に 「裸の写真が不潔で、服を着ていれば清潔なんですか。じゃ先生は裸になったら不潔なんですか」【初体験学習】 と言われる。 その後の話では、ある生徒二人を別れさせなくてはならなくて、 体を張って結合部をさらし、 「そう。いやらしいと思えば、いやらしいことなどしない方がいいの」【男はつらい虎次郎】 と説得する。柔軟さも桐子先生の魅力。 *** 官能小説たる所以・ファンタジー発言 なぜ、女にとって、ペニスは愛しいのであろう。人格を離れて、それだけで愛しい存在になる。【ミルク飲み少年】 いやあ、そういうことは私はないですが… けど、女生徒と別れさせられた男生徒に乱暴されるシーンで、 相手のペニスを見たとき初々しい、その後つきまとわれたときは 若くて可憐な感じなどというのには そういうこともあるかもなあとちらと思ってしまう。 その話「奴隷志願」は、ファンタジックでありながら、 桐子先生の会話が、ちょっとここで具体例に引くと、きっとお怒りの方もいらっしゃる であろう、問答式の仏教書さながらで。この形式で一本子供向けにあったらいいのになあ。 *** 最後は、教師として、 転勤で彼と離れなくてはならなくなった女生徒に、 可能性のある人生もいいもんよ、という。その前に覆面パーティで初恋の相手に会って なしとげたからこその発言。 こういう部分は、ちょっと、ファンタジーを求める人には余計かも知れませんが 作者の色が出ていて、私は好きです。 昭和のものなので、またも「スケ」とかツッパリ風だとか懐かしい感じですが 「おわかり?」調のほうが目立っていました。 しかしショウキさまのひげのような陰 毛って…先生… ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.08.15 23:35:17
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