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カテゴリ:豊田行二
「ボクのふるさとどこいった + 作家名」のGoogle検索
「ふるさとのふぁんたじい + 作家名」のGoogle検索 *** ![]()
*** 内容はほとんど同じで、まえがきとあとがきの日付が変わっています。 まえがきが伊沢やすと、 あとがきが豊田行二です。 『ふるさとのふぁんたじい』のあとがきに、 以前、この本は「ボクのふるさとどこいった」というタイトルで出版されていたが、絶版となっていたため読者の皆さんにご迷惑をかけてきたが、七年ぶりに大幅改訂、改題して出版されることとなった。 の一文がはさまれている。 しかし、大幅に改訂された様子はないのである。何がかわったのであろう。 インクがぶちゅっとなっているところ、糸くずみたいなのがうつっちゃってる ところまで、そのままです。
*** これだけの絵に文をつけて分類するのは大変だったでしょう。 一番好きな絵と一番好きな文 というのは違っています。 一番好きな文は
絵のほうは、というと・・・ 小さい頃、おばあちゃんちが土間で・・・ 家に上がるのは小さい私には大変でした。 土足のまま台所やお風呂場まで行けるのが団地住まいの私には 汚く思えたし お湯につかって変色した(今考えるとおいしそうな色だ)鍋蓋のような 木の板を、水をおさえつけるようにして入るお風呂が 「素足で底に触れたら皮がはげるのだろうか?」と恐怖で 私のふるさとではなく親のふるさとだったのですが 怪談の世界でした。 トイレはもちろん外でおとし。木の蓋がしてあって 床も板張り。いついっても掌ほどの虫がいて怖かったなあ・・・ 仏壇はもちろん、お雛様も怖かった。屋根裏や縁側のつきあたりは本当に怖かった。 『零』の世界です。 だから、絵はこれ。 ![]() 「雪女の出そうな夜」です。 いなかがどーだのについては ・姫野カオルコ ・吉田秋生『ラバーズ・キス』の尾崎 が私の定番で、都会は・・・などの語り口は、苦手なのですが まだちょっとこなれてないような文章や 子供に語りかけるような表現が貴重です。 「ふるさとのかおり」で、東京の大学に行ったお友だちが 学生服を着ている。豊田行二も着たのかな? 富島健夫『青春の野望』は第五部の表紙が、学生服を着ている青年だった。 豊田行二と同じ早稲田なので、あんな感じかな? 大学に行ったときや、文筆業でやっていくぞと妻を待たせて上京したとき お友だちの瞼の裏に、作家が何をうつしたのか 共感すること、想像すること そのやり方にひかれるということがあるんだなあ。 やわらかい小説も好きだけど、こういう作品をもっともっと読みたかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.07.10 10:59:49
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