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むかしのこと

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2011.09.04
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カテゴリ:赤松光夫
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「赤松光夫」のGoogle検索

***

純情高校生
官能小説ばかりヒットするのでご注意ください。
著者:赤松光夫
秋元書房 ジュニアシリーズ
定価210円
1966年3月10日 印刷 15日 発行

アマゾンなど、ネットで調べると、1964年に出ているようですが
私が読んだものは二年後のものです。
新装版かな?
巻末に友の会サロンがある!うれしい~。
作家の大木圭 写真とことばがあって、
赤松先生がここに載ってる別の作家の本もあるんだなあ・・・と
思うと読みたくってみもだえ。

***

目次

ライバル高校
共同作戦
映画でデイト
秘密
三輪ドライブ 
占い先生 
コンパ会談 
ワナ 
阿呆踊り 
台風前後
修学旅行 
男同士 
集団見合
つきが変わる
 

***

主要人物

青山信三―第二高校三年生。いよいよ受験勉強に専心しなければならない年だというのに、ガールフレンドのことに気をとられ、模擬試験の成績も上がらない。
吉永桜―小学校、中学校、高校を通じて信三とは同級生。呉服屋の娘で美人。
吉永明子―桜のいとこ。神戸の高校から第二高校に転校してきた、明朗活発な女生徒。
馬場英吉―信三の親友。第二高校野球部のピッチャーだが、勝ったことがない。
宮川裕―信三の親友。ずうずうしい劣等生。
坂本一郎―信三たちの先輩。名は一郎だが二浪(二年浪人)。そこで通称ジロウ。
福田茂也―第一高校の秀才。女性にやさしい。
宇山直志―第一高校野球部のピッチャー。茂也の一の子分。
山鹿圭介―ハンサムな京大生。


***ネタバレです***

***ご注意ください***


ほんとに、キスも出てこないからね!
その後に官能小説と呼ばれるものを書いたからと言って
誤解して欲しくない、と強く思う。

カバーの作品紹介
四国のある田舎町。ここには二つの高校があった。第一高校は秀才校だが、第二高校は女生徒の多い高校で、ここの男生徒は、おつむの方があまりパッとしない。
新学期に第二高校の三年へ都会からアカぬけのした美人が転校してきた。名前は吉永明子、彼女はたちまち町じゅうの高校生の注目の的となった。
青山信三、馬場英吉、宮川裕は、第二高校のいたずら三人組である。彼らは、なんとかして明子に近づこうと、その機会をねらっていた。
だが、いかんせん、通学バスの中で、やっと明子を見つけたのもつかのま、「どうぞ、すわってください」と明子に席をゆずったのは、第一高校の秀才福田茂也であった。福田と明子は楽しげに話をしだしたではないか。
それだけではない。福田たち第一高校の男生徒は、第二高校つぶよりの美人たちをテニスにさそったりして、わが世の春をおうかしだした。
われら三人組、よだれをたらして見ていられるかい!と奮起して悪知恵をしぼったのは青山信三たちですが…どうなることでしょう。


男の子たちや、山鹿とうまくいかない明子が
(桜のためもあったとはいえ)周りをかき乱すさまは
情けなかったりずるかったりするけど、

信三が、宮川からのお土産を、宮川からだと言えず桜に渡して、
信三からだと勘違いした桜が、心のこもった手紙とお返しをくれる。

幼馴染であるがゆえ、ずっと避け合ってきた二人。
ぎくしゃくしていた二人。
なのに、信三の勇気?にこたえて桜が出した勇気。
まさに若さの輝きだと思う。

赤松光夫には『若さに乾杯』という作品があるけど
『純情高校生』『若さに乾杯』このタイトルは、
赤松作品のメッセージをあらわしているように思う。





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最終更新日  2011.09.06 10:39:22



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