全て
| カテゴリ未分類
| 絵本・児童書(あ行)
| 絵本・児童書(さ行)
| 絵本・児童書(は行)
| 絵本・児童書(や行)
| 絵本(大人向け・絵本についての本)
| 韓国ドラマ
| 海外ドラマ
| 絵本・児童書(か行)
| 絵本・児童書(な行)
| 絵本・児童書(た行)
| 絵本・児童書(ま行)
| 絵本・児童書(ら行)
| 絵本・児童書(わ・を・ん/他)
| 豊田行二
| 絵本(こどものとも)
| ドラマ(日本)
| 漫画の感想など
| 正本ノン
| 読んだ本の感想など
| 法城慎一郎
| 富島健夫
| 赤松光夫
| マーガレット
| 映画
カテゴリ:豊田行二
「タイトル + 豊田行二」のGoogle検索
「金満代議士」の楽天内検索 *** 著者:豊田行二 出版社など:光文社文庫 発行年月:1992年4月20日 本体価格:確認中 カバー:神崎佳 *** 目次 第一話 金満代議士 第二話 金権政治(『金脈列島』にも収録、タイトル頭に「小説」) 第三話 赤坂夫人(『金脈列島』にも収録、タイトル頭に「小説」) 第四話 女秘書亜佳里 第五話 若女将が死んだ 第六話 選挙屋稼業 第七話 黒幕修行 解説 青木直也 ***ネタバレです*** ***ご注意ください***
登場人物:旅行代理店の前川・真木学代議士・第一秘書田島謙作・愛人光子・真木の家族・坂口秘書会長・ゴルフコンペに参加した企業の人 * 海外視察のポストカードや、ゴルフコンペでぼろもうけの上、秘書に甘い汁は吸わせず我が子にすべてを譲ろうとする代議士 (1976年12月 作品)
登場人物:浪岡農林省大臣官房審議官・朝野保・山竹代議士・地元秘書本木・諏訪総理事務所責任者岸本・内原・遠井建設会社社長 * 支持を得るため金策に奔走する秘書 (1974年10月 作品) 党が受けた政治献金の三倍が、政治献金の大体の額である、というのが政財界の関係者の常識だからだ。/~数字には人間を説得する不思議な力がある。だから、新聞などが書き立てる数字を真実だと思い込んでしまう人は多い。しかし、自治省発表の七百億円うんぬんという数字は、なにひとつ真実を伝えていないのだ。そんな数字に目を走らせるよりは、睡眠不足を補うほうが大切だった。
登場人物:山竹代議士・坂井厚生省大臣官房審議官・朝野保・『たわら田』女将美代子・今村社長・吉山専務・初駒・豆駒・東田社長・鎌谷代議士 * 今村の会社が新社屋建設のため、東田の会社の土地を買ったが、東田は違約金を払ってでも契約を破棄するか、法外な新しい金額を示す。今村は山竹に助けを求め、山竹は東田に話をつけるが、山竹は鎌谷に呼び出され、新しい金額で納得させられる。 (1975年3月 作品)
登場人物:浮田代議士私設秘書水崎亜佳里・松本秘書・岡野秘書・中浜代議士秘書平井・大島専務 * 水崎は平井とプロポーズを受ける仲。しかし、大島から浮田へ届けられた大金を目撃してしまい、浮田に強 姦される。その上、松本にも、浮田と関係があることを平井に言われたくなくばと関係をせまられる。平井との関係が終わりになってもいい、と覚悟した水崎だが、平井との初めての行為のとき出血し、平井は「君は処女だった。噂を信じた自分がばかだった」と結婚を決意。水崎は浮田に披露宴を欠席してくれと頼むが、もう一度関係をせまられる。しかし、松本が大島からの金をくすねているとわかると、急いでホテルから出ようとし、披露宴にも欠席してやろう、という浮田。 (1976年9月 作品)
登場人物:浅川代議士第一秘書村中仁平・第二秘書松尾義春・久保田佐知子・沼田喜作・久保田キミ * 料亭『久保田』の若女将は、女将に沼田の女になれと言われたが断った。恋人である村中が渡欧中、二人をくっつけてしまおうとしたが、若女将はガス自殺をはかる。遺書もあった。が、村中はあやしい、と思って調べると、沼田は死にゆく若女将を、問題が明るみに出るのをおそれて、見殺しにしたのだった。 (1975年2月 作品)
登場人物:花田隆一郎、秘書室長谷村、松田美子、白坂社長、その従弟山村、島地勇 * 花田産業社長の隆一郎は、五十歳の記念に選挙に出る。知人の紹介で、選挙参謀島地を知り、雇う。以前島地を雇っていた代議士になぜ彼を解雇したのか尋ねると、金に汚いからだと言われる。花田のまかせた資金も行方がわからなくなっていたが、島地は癌に倒れ、資金の行方はわからぬまま、死ぬ。 (1976年11月 作品)
登場人物:南山代議士、秘書(辻木、市原、牛尾) * なかなか財布をまかせてくれない南山代議士。 (1984年4月 作品) 女性がらみの作品が続いて、軽い感じもあり、読みやすい一冊だった。 解説にも、以前は統一感なくまとまっていた短編が、 テーマを持ってまとめられたので、おもしろくなっているとあった。 『黒幕修行』が特に面白かった。 秘書出身の南山は、いろんな作業を自分でやってしまう。 それでは代議士としていかがなものかと諭され、 秘書に仕事をまわすようになったが、財布だけは渡さない。 そこで、辻木は先輩代議士に借りを作ったり、南山の下半身の世話をしたりと 南山にせまっていき、とうとう財布をまかされるようになる。 あらすじ紹介の太字は本文からの引用。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.06.24 14:00:01
[豊田行二] カテゴリの最新記事
|