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むかしのこと

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2013.06.22
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カテゴリ:富島健夫

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著者:富島健夫
出版社など:ソノラマ文庫78
初版:昭和52年7月30日初版発行
本体価格 300円
絵:樹村みのり

目次
青空に虹が
発奮する太郎


どちらも、昭和40年代に『中三時代』という雑誌に掲載されたそうです。
(荒川佳洋編著『富島健夫書誌』で調べました。
編著者荒川佳洋さんのブログはこちらです。
年譜や評伝など富島健夫がいっぱいです)

あらすじ***ネタバレです***

***ご注意ください***


本書あらすじより
おっちょこちょいでお人好し、丸顔の不美人、それが鈴子だ。このところ鈴子の身辺は、にわかに風雲急を告げている。姉の光子の恋人がダメな不良らしいのに加えて、親友のミス二中・葉子に強力なライバルが現れたのだ。鈴子をめぐる明るい青春模様を描く表題作の他、劣等生・太郎の痛快な変身ぶりを描く≪発奮する太郎≫を併録する富島健夫の明朗青春小説。

以下雑談読みとばし推奨・太字引用


両作品とも、この文庫以外の本には再録されていないので、
とても貴重な本といえます。
主人公が女の子と男の子なのもいい。

鈴子の二中に転校してきた美女、愛子は、面識がないのに
なぜか鈴子の写真を定期入れに入れて持っていた。
それを拾った見知らぬ少年に、君は愛子さんだろう、と声をかけられる。

愛子が鈴子の写真を持っていたのは、雑誌の文通コーナーにお便りをした際、
返事をくれた相手が鈴子の写真を同封して送ったからであった。(「青空に虹が」)

太郎は思い人由紀子に図書室の本を又貸しする。
その本が盗まれ、ぼろぼろになって見つかった。

いつもは日曜の朝は走らない太郎が、朝走りに行くと
由紀子がいた。太郎から手紙をもらったというが、太郎は出した覚えがない…(「発奮する太郎」)







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最終更新日  2016.06.21 11:24:20



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