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カテゴリ:富島健夫
「富島健夫」のGoogle検索 「タイトル + 富島健夫」のYahoo!検索 *** 著者:富島健夫 出版社など:ソノラマ文庫78 初版:昭和52年7月30日初版発行 本体価格 300円 絵:樹村みのり 目次 青空に虹が 発奮する太郎 どちらも、昭和40年代に『中三時代』という雑誌に掲載されたそうです。 (荒川佳洋編著『富島健夫書誌』で調べました。 編著者荒川佳洋さんのブログはこちらです。 年譜や評伝など富島健夫がいっぱいです) あらすじ***ネタバレです*** ***ご注意ください*** 本書あらすじより おっちょこちょいでお人好し、丸顔の不美人、それが鈴子だ。このところ鈴子の身辺は、にわかに風雲急を告げている。姉の光子の恋人がダメな不良らしいのに加えて、親友のミス二中・葉子に強力なライバルが現れたのだ。鈴子をめぐる明るい青春模様を描く表題作の他、劣等生・太郎の痛快な変身ぶりを描く≪発奮する太郎≫を併録する富島健夫の明朗青春小説。
両作品とも、この文庫以外の本には再録されていないので、 とても貴重な本といえます。 主人公が女の子と男の子なのもいい。 鈴子の二中に転校してきた美女、愛子は、面識がないのに なぜか鈴子の写真を定期入れに入れて持っていた。 それを拾った見知らぬ少年に、君は愛子さんだろう、と声をかけられる。 愛子が鈴子の写真を持っていたのは、雑誌の文通コーナーにお便りをした際、 返事をくれた相手が鈴子の写真を同封して送ったからであった。(「青空に虹が」) 太郎は思い人由紀子に図書室の本を又貸しする。 その本が盗まれ、ぼろぼろになって見つかった。 いつもは日曜の朝は走らない太郎が、朝走りに行くと 由紀子がいた。太郎から手紙をもらったというが、太郎は出した覚えがない…(「発奮する太郎」) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.06.21 11:24:20
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