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カテゴリ:京都
1月7日夜行バス→1月8日京都タワー銭湯→神護寺→千本釈迦堂→銀閣寺→永観堂
→松尾大社→奈良→1月9日山辺、長岳寺→高畑、不空院→東大寺ミュージアム ・前編はコチラ・ <神護寺本堂> 石段をのぼりつめると本堂。 こういう場面展開が好きなマムは ワクワクしながらも、もったいぶって ゆっくりと上っていきます。 もっと近づきましょう。 優美です。 蛙股は? <神護寺 本堂蛙股> この朱色鮮やかなる本堂は昭和初期に 京都の豪商に寄進されたものです。 この堂内に唇が赤くておっかないお顔の薬師さんやら 手が長く異様に脚の短い日光月光菩薩さんやらおいでです。 ドキドキ 第一印象、 くら~! 暗いです。 お厨子まで、遠い。 見えん。 目がなれるまで待とう。 と、 かなりの間、凝視。 拝観という謙虚な気持ちはどこへやら。 しかし、この暗さと遠さは岩をも通す マムの気持も跳ね返す。 でも 薬師さん怖い表情はわからずとも 唇の朱色が浮かび上がってきました。 みなさんもご覧になりたいでしょ。 どうだっ! <神護寺 薬師如来立像> カヤの一木造り(いちぼくつくり)で、 彩色は頭部と唇のみので、彩色や金箔は 当初よりほどこされていません。 肉感的でどっしりとした体つき。 なんとも言い難い「畏れおおさ」をかもしだす 薬師さんです。 優美な薬師さんが多い中、厳しい生命力を放って おいでです。 8世紀末、このお山に辿りつくのは大変だったと 思います。道なき道を進んで辿りつく。 命からがら、お会いするこの薬師さんに 当時の人々は何を思い、何を祈ったのでしょうか。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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