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くれーじーくえいる ぶろぐ

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2007.01.21
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 いよいよ最終回の『仮面ライダーカブト』! 今回は夜勤明けのため録画でチェックです。前の職場は0730に夜勤が終わるので、家に帰り着いた頃にちょうどカブトが見られるタイミングだったのですが、現在の職場は夜勤終了が0830なので録画するほかなく・・・

<最終話>

 ZECTのトップに就いた三島は、全国民に例のネックレスの装着を呼びかけていた。しかし、ネックレスを着けない人間はワームの可能性があるとまで言う強権的な姿勢に、田所と岬は不安を抱く・・・

 父・睦を病院に運んだ加賀美は、蓮華から天道の手紙を託される。そこには、ネックレスが人間を"ネイティブ"化させるための一種のアンテナであり、そのアンテナに何らかのショックを与えることで全人類を一斉に"ネイティブ"に変えようとしていると記されていた。そして、どこかにそのための送信施設があるとも。
 TV放送でZECTが今日の午後3時に人類の勝利宣言を行うと知った加賀美は、それが人類を"ネイティブ"化させる手段と気付き、陰謀を阻止しようと病院を飛び出す。だが、加賀美親子には逮捕命令が出ており、ゼクトルーパー部隊を引き連れた田所と岬が加賀美の前に立ち塞がる。しかし、ひたすら前に突っ走ろうとする加賀美の決意を察した田所と岬は、逆にゼクトルーパー部隊に拳銃を向けた。「俺の部下に指一本でも触れてみろ、ただではおかんぞ!」"ネイティブ"のサナギ体となって襲いかかるゼクトルーパーたちに田所と岬が応戦する間に、加賀美は飛び出していった。

 放送施設のスタジオでは、巨大な緑色の隕石とダークカブトがケーブルで接続され、根岸と三島が放送の準備を整えていた。送信開始まで残り5分となったその時、ガタックが単身乗り込んできた! 「私は昔から嫌いだったんだよ・・・君のようにただ真っ直ぐな男が!」三島はグリラスワームに変貌し、強大なパワーでガタックを圧倒、さらに警備のゼクトルーパーたちも"ネイティブ"に変貌してガタックを袋叩きにする。人間だったときのことを思い出せと"ネイティブ"たちに呼びかけるガタックだったが、グリラスワームの触手と爪の攻撃を受けて倒れてしまう。そして、ついに放送が開始された。
「国家や民族の壁さえ越えられず、争い続ける人間に"ネイティブ"との共存など不可能です。だから我々は、人類をすべて"ネイティブ"にすることにしました。それが真の平和です・・・愚かな人間などもう必要ありません」カメラの前で宣言する根岸。その放送に呼応して、街中ではネックレスを身に付けた人々が苦しみ始める・・・
 満身創痍の加賀美は人類にも"ネイティブ"にも分け隔てなく接した天道の姿を思い出し、必死に立ち上がろうとするが、余裕の三島に踏み付けられてしまう。と、その時、どこからともなく聞き覚えのある声が!

「おばあちゃんが言っていた・・・世の中で覚えておかなければならない名前はただ一つ。天の道を往き、総てを司る男・・・天道総司」
 放送施設の送信塔に天道がいた! 天道は送信塔からダイブ、カブトエクステンダーで壁を突き破って施設内に突入する。「俺は世界そのもの。世界がある限り、俺はある・・・夢敗れた男に花一輪、その花と共に天に昇るがいい!」天道が手にしていた一輪の花を緑色の隕石に投げ付けると、隕石は派手に火花を散らし始めた。
「己自身さえ変えられない愚かな人間が!」「それがおまえらの限界だ・・・人間は変われる。"ネイティブ"も人間もあるものか。この世界に生きとし生けるもの、すべての命は皆等しい。他者のために自分を変えられるのが人間だ。自分のために世界を変えるんじゃない、自分が変われば世界が変わる・・・それが天の道!」人間を否定する根岸に天道は悠然と反論する。加賀美もまた、人間と"ネイティブ"が共に生きる争いのない世界を掴んでみせると叫ぶ。
 その言葉に"ネイティブ"化したゼクトルーパーたちは心を動かされ、根岸と三島の命令に従わなくなる。根岸はその場から遁走、元に戻ったゼクトルーパーたちが後を追う。一方、残された三島は再びグリラスワームに変貌し、カブト、ガタックと壮絶な戦いを繰り広げる!
 二人のライダーを向こうに回してやはり圧倒的な力を見せ付けるグリラスワーム。カブトはハイパーゼクターを召喚してハイパーフォームとなり、パーフェクトゼクターを召喚してマキシマムハイパータイフーンを一閃させるが、力負けしたパーフェクトゼクターは砕け散ってしまう。しかし、ガタックがガタックカリバーを投げ付けてグリラスワームに斬り付け、その隙を突いてカブトとガタックは同時にライダーキックを放った。直撃を浴びたグリラスワームは隕石を巻き添えにして大爆発を起こした!
 爆発の危険が迫る中、カブトはダークカブトを助けようとするが火災に阻まれる・・・

 何とか屋上に逃げ出したカブトとガタックだが、追ってきたゼクトルーパーたちを蹴散らした根岸が"ネイティブ"となってカブトに挑もうとする。その時、雄叫びと共に炎の中からダークカブトが飛び出してきた!
「この世界を頼んだよ・・・僕たちの世界を!」ダークカブトはそう言い残すと、根岸を道連れに自ら業火の中へと飛び込んでいった。そして、通信施設はついに大爆発を起こしたのだった。

 すべてが終わり、天道と加賀美は変身を解除。二人の手から離れたカブトゼクターとガタックゼクターは空の彼方へと消えていった。
「やったな・・・」「一度しか言わないぞ・・・同じ道を行くのは、ただの仲間にすぎない。別々の道を共に立っていけるのは・・・」「友達だ。それはおばあちゃんの言葉か?」「いや、俺の言葉だ」笑顔で語らう加賀美と、あくまでクールな天道。そこへ、岬と蓮華、田所が駆け付けて二人の無事を喜ぶ――――――

 その頃、『Bistro la Salle』ではひよりが弓子と共に自分の料理を完成させていた。ひよりのシェフとしての初めての料理は"HIYORIMIランチ"という名前で店に登場することになった。ひよりは心の中で天道に感謝する・・・


 そして一年後。それぞれの道を歩む一同の姿が・・・
 実家のそば屋に戻った田所が『Bistro la Salle』を訪ねると、スーツ姿の岬の姿が。岬はディスカビルコーポレーションという会社の社長となり、亡き神代剣が愛した爺やの味をコンセプトにしたレストランの経営に乗り出していた。さらに、そこへ風間大介と高山百合子も訪ねてきた。相変わらずの口調で岬に声をかける風間だが、やっぱり最後の決め台詞が出てこなくて百合子に呆れられるのだった。平和を噛み締める田所は気前よくそばでも打つかと張り切る・・・
 自転車で店にやってきたひよりは、以前より表情が明るくなった感がある。そこへやってきた樹花が笑顔で言う。「そばにいないときは、もっとそばにいてくれる・・・だよね、ひよりお姉ちゃん!」弓子と共に空を見上げる二人・・・
 大勢の来客で活気に溢れる店内。ひより、樹花、蓮華、弓子は張り切って料理を運ぶ。岬、田所、風間、百合子はその平和な光景を感慨深く見守る・・・

 一方、加賀美は交番勤務の制服警察官となっていた。横断歩道を渡る幼稚園児たちを引率する加賀美の姿を、父・睦は遠くから頼もしげに見守っていた・・・
「天の道を往く人はどこへ行ってしまったの?」ふと、一人の園児から尋ねられた加賀美は笑顔で答える。「あいつはね、今、豆腐を買いに行ってるんだよ」二人の目の前には天道邸が・・・

 作務衣に下駄履きといういつか見た姿で、片手に豆腐の入ったステンレスボウルを持って通りを歩く天道総司。だが、エッフェル塔や凱旋門がそびえ立つそこは何とフランス・パリ!?
 通りがかった男性に声をかけられた天道は、いつものように天を指さしながらフランス語で答えるのだった。

「おばあちゃんが言っていた・・・俺は天の道を往き、総てを司る男。天道総司だ」

 -FIN-


------

 ついにカブトが終わりました!

 所詮争い合うだけの愚かな存在だと人類を否定した根岸と三島に対し、人類は他者のために変われると人類を是正する天道と加賀美・・・それがこの物語の辿り着いた結末でした。
 ツッコミどころとか不満とか、まぁないわけではありません。"仮面ライダー35周年記念作品"と銘打って登場した本作は、仮面ライダー史上稀に見る俺様キャラであろう天道総司の強烈な個性が光りましたが、総じて振り返ると、風間や神代がマスクドライダーになった経緯や、結局本筋に関わることなく退場した矢車&影山の存在意義など一部の謎や伏線が明かされず投げっ放しになったり、中盤で展開が冗長気味になったせいか詰め込み的な最終回になってしまうなど、平成仮面ライダーシリーズで指摘されてきた悪弊が今回もちらほら・・・そろそろ制作スタッフの刷新等を考えるべき時期に来ているのかもしれませんね。
 まぁ不満等は多々あれど、今はまず終わりよければすべてよしってことで一つ(いいのか?)


 とりあえず、最後は各自の一年後の風景に注目。
 実家のそば屋に戻った田所氏ですが、いきなりべらんめぇ口調はどうかと思います(笑)つか、あれが地だったんでしょうか。東映サイトによれば、企画当初は加賀美と田所がやがて敵対する展開が構想されていたそうですが、最終的に田所・加賀美・岬の絆の強さを描く方向に落ち着いたようで、見てる方としても正解だったと思います。
 亡き神代剣の遺志を継いで、ディスカビル家の名を冠したレストラン会社の女社長になった岬。爺やの味を生かすということでしたが、どうせなら爺やもちょっとだけ出てくれたらよかったのに・・・
 ドレイクとして最後の戦いに関与しなかったのは残念ですが(というかあの展開ではドレイク他のライダーは関与する余地がないな)、最後の最後までいいコンビだった風間&百合子。"ゴン"だった頃のトレードマークだったニット帽を被ってなかった辺り、百合子嬢もいつまでも"名無しの権兵衛"扱いなのはさすがに嫌になってきたんでしょうか(笑)
 店のシェフとして本格的に歩み始め、番組当初からは考えられないほど明るくなったひよりと、彼女を"お姉ちゃん"と呼んでいた樹花。何だか『Fate/stay night』の遠坂凜と間桐桜みたいな展開どういう経緯でお互いが義理の姉妹と知ったのかはわかりませんが、最高の兄貴を心の支えにこれからも元気にこの世界を生きていくことでしょう。
 一方、交番勤務の制服警察官となった加賀美新。さすがに警視総監の息子といえども最初はヒラからですね(笑)
 そしてラスト、フランスはパリに来てまで作務衣に下駄で豆腐だった天道総司! つか、何でパリなんだよとかいうツッコミはさておくとしても、パリロケなんぞ無理なのはわかるんですが、もろ合成バリバリなあの映像はもう少しどうにかならなかったのでしょうか(苦笑)

 まぁ何はともあれ、1年間楽しませてくれて本当にありがとうございました!





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Last updated  2007.01.23 19:53:48
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