カテゴリ:風薫る街の探偵物語/W関連(終)
先週のWはワールドカップ・ドーパント(違)の出現によりお休み。つーわけで、先々週のWの感想を今頃になって書きます(苦笑)
【第38話 訪問者X/ミュージアムの名のもとに】 *あらすじは執筆中 □□□□□□ 予想通りというかフィリップの正体判明回となった今回。かねてから噂されていた通り、フィリップの正体が園咲琉兵衛の息子・園咲来人であることが山城博士の口から明かされ、同時に冴子・若菜姉妹とも姉弟同士であることが明らかになりました。 "今の家族"である翔太郎や亜樹子と別れることに迷いながらも一度は姉たる若菜と共に旅立つ決心をしたフィリップ=来人でしたが、一寸遅く現実は彼にとって最悪な方向に転がってしまいました・・・ 対して、"ミュージアム"の後継者という重圧に苦悩し、一度はフィリップとの逃避行を望んだ若菜。しかし、すんでの所で父・琉兵衛によって制止され、"ミュージアム"の中枢を垣間見せられた彼女はあろうことか自ら"ミュージアム"の頂点に立って実弟たるフィリップ=来人と敵対する道を選ぶことに・・・思わぬ黒化若菜の誕生に驚かされましたが、あれほど拒絶していた組織の頂点に自ら立つというのは如何なる心境の変化があったのか・・・? まさか琉兵衛に洗脳されたとかありがちなオチでもないでしょうが。 お互い敵味方だと知らずいい仲になっていたのが一転して敵対する立場になるという、ある意味予想された最悪の展開となってしまったフィリップと若菜ですが、信じていたフィリップに裏切られたと思った若菜が豹変という形じゃなかったのはせめてもの救いと言えなくもないでしょうか。 今回のある意味裏テーマともいえる"家族"。フィリップにとっては"今の家族"である翔太郎・亜樹子と、現状リアルタイムで分断進行中の"本来の家族"たる園咲家の対比が印象的ですが、もう一つ山城博士にとっての"失われた家族"も対極的に描かれていたのが印象的です。組織を抜け出してまで家族に会うことを望んだ山城博士でしたが、研究心を満たしたい一心から"ミュージアム"に荷担した報いを払わされたのか、目の前まで辿り着いた自分の家族に気付かれることなくひっそりと命を落としてしまった最期はあまりにも哀しい光景でした。 一方、若菜を新たなリーダーに据えた"ミュージアム"に対してハッパをかけるべく"財団X"から送り込まれてきた白服の男・加頭順。演じるのは在日韓国人俳優のコン・テユ(孔大維)ですが、何故日本人役に起用されたのかは謎です・・・ 驚くと手にした物を落としてしまうのが癖らしいですが、スミロドン・ドーパントに襲われて壊れてしまった冴子のガイアドライバーまで床に落とした辺りはそれ今あんたが壊したんだろ!とツッコミたくなりました(爆) "ミュージアム"が出資に見合った活動の成果を出せているかを監視するのが加頭の役目のようですが、新たに組織のトップとなった若菜に対しても従順に接する一方で、組織を追われた冴子に救いの手を差し伸べるなど、何やらその言動には裏が隠されているようです・・・ 最終的にアクセル・トライアルに敗れ、最後まで本名を明かすことなくスミロドン・ドーパントに消されてしまったホッパー・ドーパントことイナゴの女。強烈な個性的キャラでしたがあっさりな退場になってしまいました。それにしても、アクセルとスミロドン・ドーパントの曰くありげな対峙は最終回近辺での両者の対決への布石なんでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.24 22:40:41
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