わらび座 ミュージカル「火の鳥 鳳凰編」
【わらび座】 ミュージカル 火の鳥 鳳凰編 原作:手塚治虫 演出:栗山民也 脚本:斎藤雅文 音楽:甲斐正人 美術:妹尾河童 衣裳:樋口 藍 新宿文化センター大ホール 開演14:00 <主要キャスト> 我王:パク・トンハ[東宝芸能] 茜丸:戎本みろ 速魚:椿 千代/佐藤明日香(Wキャスト) ブチ:今泉由香[M.T.プロジェクト] 橘諸兄:岡村雄三 藤原仲麻呂:安達和平 吉備真備:平野進一 良弁:本間識章 ミカド:飯野裕子 火の鳥(声):新妻聖子★わらび座オフィシャルhttp://www.warabi.jp/ 原作は言わずと知れた手塚治虫の「火の鳥 鳳凰編」です。火の鳥そのものは出てくるのか?と興味津々(ある意味、不安)でしたが、女性の透き通る美声とまばゆく輝く赤い光で表現され「実体」は見せず。よって、神秘的な存在感を示すには充分でした。 初演時から我王役で客演しているパク・トンハさんが群を抜いて素晴らしかったです。ヘヴィメタルバンドのボーカリスト並の絶唱に感動しました。音域が広いですねぇ。「エリザベート」のルドルフ役に抜擢された経歴にも納得します。わらび座の役者さん達の堅実な歌と踊りも好感が持てました。 こども劇場的な視点から観ると、一部の”お硬い”会員さんに少々抵抗感を抱かれそうな場面が少しありました(暴力的&お色気)が、作品の完成度も高いですし、幅広い年齢層で鑑賞できる点が良いと思いました。 例会企画部のご苦労さん会(&お楽しみ企画)を兼ねていたので、鑑賞前にイタリアンレストランで会食をしました。¥2,000のお財布にもお腹にも優しいコースでしたが、美味しかったですよ。 観賞後、会場の外に出た瞬間に携帯電話に着信が。ちょっと事情があるため正体を明かせませんが(大したことじゃないけど)、地元から1人で東京に出てきたそうで、せっかくの機会なので急遽会おうよ!と意気投合し、原宿で小一時間ほどお茶しました。 今夜、青山スパイラルホールでもうひと作品観る予定があり、それまで1人でどう時間を潰そうか悩んでいたので助かりました♪にほんブログ村