サークルKサンクス売却という情報を、
ここ最近よく見かけます。
以下、読売新聞記事より抜粋
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ユニーグループ・ホールディングスが、
傘下のコンビニエンスストア業界4位「サークルKサンクス」
の売却を検討していることが分かった。
セブン―イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートの
3強に対し、店舗数で劣るサークルKサンクスは苦戦を強いられている。
コンビニ業界の大型再編に発展する可能性がある。
関係者によると、ユニーは、競合する複数の企業に、
サークルKサンクスの売却について水面下で打診を始めた。
売却先は未定だが、売却額は1000億円規模に上るとみられる。
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この記事を見て、私がサンクスを経営していた時に、
チェーンの地区本部が、ローソンに身売りしたのを
思い出しました。![ぽっ ぽっ](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/a009.gif)
当時は、私の住む富山県にあったサンクスのほとんどが、
すべてローソンに売却されたということで、全国的にも
例のないこととして日本中で話題になりました。
吸収する側のローソンにしてみれば、お金はかかりますが、
一気に数十店舗(約70店舗)増えるわけです。
当然ですが、県内コンビニの勢力図が一変しました。
ローソンは一気に店舗数トップとなりました。
今回の「サークルKサンクス売却」という情報が正しければ、
私の経験したことの「全国版」となるかもしれません。
その場合、一番とばっちりを受けるのが店舗のオーナーです。
フランチャイズ契約を結んでいるので、売却となれば
各オーナーに説明がなされます。
ただし、個々のオーナーの意見によって売却が左右される
ということではなく、ほぼ「決定事項」としての報告?
のようなものでしょう。
店舗オーナーは、そのまま続けるのか、またはこれを機会に
辞めるのかという選択をすることとなります。
サークルKサンクス自体が売却を考えているということは、
簡単に言えば「売上不振」で今後の見込みが立たないからです。
もちろん立地であったり、ブランド力、サービスの質の高さ
などでサークルKサンクスとして十分存続できる店舗も
少なくないでしょう。
でも、売り上げの悪い店舗はどうでしょう。
他のチェーンに吸収されることになれば、経営効率の悪い
劣等生的な売上不振店舗は、間違いなくリストラ対象です。
今迄、なんとかやってきたギリギリの店舗については、
サークルKサンクスのままであれば生きながらえることが
できたかもしれません。
でも売却⇒吸収という流れのなかで、一番最初に白羽の矢が立つ
のは間違いないでしょう。
どんな企業に吸収されるかによって、良くなる場合もあるので
一概に言えませんが、オーナーさんはサークルKサンクス売却が、
決定する前に、身の振り方を考えておくべきでしょう。
ありがとうございました。
コンビニ開業物語:管理人
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