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カテゴリ:役者・タレント
12月15日 祖師ヶ谷大蔵にあるライブカフェ「エクレルシ」にて、
七面鳥とチキンライス という演目をやりました。 実は今回でこの演目は3回目なのですが、過去2回と大きく違うところは、 ちょっぴりミュージカル風にするため、チキンライス(歌)の方を物語の途中に3回ほど挟みました。 じゃぁ、歌はどうしたか…このイベントでは物語と歌がセットなのがテンプレートになっている(今回は私以外はピアニストばかりだったので、お話はMCぐらいしかありませんでしたが)ので、 当然、歌も歌うのですが、今回はチキンライスを挟んだので、 「Kiss’in christmas」 という歌を歌いました。 2012年に発売された「I LOVE YOU−now&forever−」という桑田佳祐のアルバムに入ってるのですが、実際に歌われたのは1986年…しかも作曲は松任谷由実! メリークリスマスショウ というプロデュース明石家さんまのTVSHOWのエンディングで歌われた曲です。 さて、 七面鳥とチキンライス という物語は、1988年12月25日の赤坂プリンスホテルの最上階のレストランが舞台なのですが、 この日時には拘りあって、そしてこれを最初に演じた2018年12月24日にも拘りありまして、 昭和最後のクリスマスと平成最後のクリスマスイブは、”十六夜月”だったのです。 十六夜月は「ためらい」という意味もあるそうで、プロポーズの返事をためらうというシーンで月(と東京タワー)が活躍します。 彼氏が貧乏人の家の出、彼女は富裕の家の出、という対比もいれているのですが、なぜかこの彼氏は彼女の家族にも人気者…さだまさしの雨宿りに出てくる彼氏をイメージしています。 その彼氏が幼い頃に家族とクリスマスに食事に行ったシーンが出てくるのですが、この家族構成は、ベースはチキンライス作詞の松本人志さん一家、つまり兄、姉、自分、父、母の5人家族。でも、赤プリのシーンは浜ちゃんだったりします。また、ここででてくる母は、あたしンちの母をイメージしています。 細かい所に色々拘りがあって、例えば、幸せにしてくれる人より面白い人のシーンは、男女七人秋物語の最終回の貞九郎と良介のやりとりをモチーフにしたり、鈴木雅之の違うそうじゃないを入れたり(当時ままだ発売されていません)、芸者ガールズを台詞にいれたりしています。 家族でレストランのシーンは、物語では阪急百貨店ですが、実はこれは私の実体験を入れています。もちろん捨てられる…というにはないけれど、大阪市城東区にあるファイブテンというレストランがモチーフになっています。ただ、私は一人っ子なので、家族といっても父母だけなので、母の兄弟とその子供と一緒に行ってました。 松本人志の詩への思いを乗せつつ、自分の実体験や、いくつかの物語をまぜつつ、 クリスマスに恋人や家族など大切なひとときを過ごせる幸せを伝えられたらという思いが この物語にはあります。 またいつか、どこかで 七面鳥とチキンライス を披露できればいいなと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.12.21 20:17:03
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