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カテゴリ:連続テレビドラマ
村田ススムだった。←これうどんの本名。
いつまでも師匠から名前を覚えてもらえないのに業を煮やしたのか? ウルフ商会お兄さんたちが怖かったのか? ついつい本名を名乗ってしまうところが何ともかわいかった。 今回は,これまでの中でいちばんもとの落語をゆっくり忠実になぞっていたのではないだろうか。 「現実」ばなしが2つの線に分かれてしまい,しかも「よしこ」でどん兵衛が「品川心中ったって,品川で待ち合わせしたってだけの話じゃないか」と小竜にいったように,話し手が小虎ではなく,「はなしと現実のつじつまあわせ」にそれほど気を使わなくてよかった分,「落語」に余裕が出た結果のようにも思える。 その一方で,「現実ばなし」のもう一つの線,「新宿流星会VSウルフ商会」には不満が残った。 虎児より強いはずの日向(「出来心」の出入りではかすり傷一つなかったじゃないか!)がたとえ闇討ちとはいえ,あっさり怪我で入院してしまったことがイチバン(今回の出入りにいたら困るか?(^o^)) 今回はカッコよくない! それと,力夫(たち)弱すぎ!! 虎児ひとりにやられるなよ。 流星会をつぶそうとしたら,虎児が出てくる前にもっと徹底的にやれよ。それか最初に虎児をやるかだな(笑) 組長のもと舎弟ってことと,ヤスオの写真見て笑ってた姿からすると,まあ,そこらへんか!? さて,次回のお題は「子は鎹(かすがい)」。 お題ではあるが,このタイトルの落語はない。ということで公式ホームページに行ってちょっと「予習」をしたら,どん兵衛が高座で「子別れ」をやるとあった。そうか!! 「子別れ」をやるのか,などど思っていったん日記をアップしたのだが,これがとんだかん違い。←「子別れ」は長いので,上・中・下に分けられ,「子は鎹」は,下(「千字寄席」によると中と下)だけを演じるときの別題のようです。 「通りすがり」にコメントを書いてくれた Sheilaさんのご指摘でわかりました。ありがとうございます。donmaboのあわて者め! 参考にした本の注にも書いてあるではないか!! 「子別れ」は,小虎と大御所小しん因縁の落語で,「猫の皿→出来心」の記事で4行ダイジェストを紹介したが,ここでは,もう少し詳しい内容を,これも長いので,バッサバッサと切りきざんで書いてみます。 神田の大工熊五郎,腕はいいが大の酒好きで遊び好き。 有り金を全部持って葬式に行った帰りに,紙くずやの長公を誘って,吉原に行き,自分ばかりは居つづけ(連泊で遊ぶこと)て4日目に帰ってきます。(ここまでが上) 子どもを抱えたおかみさん, 「お前さんはいいけど,うちでは米は切れる,薪,炭,かつおぶし,しょう油,砂糖も切れる,切れないのは包丁だけ」と自分も切れてしまい,離婚を迫ります。 おもしろいやりとりや,逆効果の仲裁などが入ったあと,おかみさんは亀公を連れて長屋を出て行きます。 これ幸いと吉原の女郎を長屋に連れこんだものの,朝寝,大酒,炊事なしの挙句,男を作ってドロン。(ここまでが中) 熊五郎も目が覚めて,3年間酒なしで懸命にはたらき,もともと腕はよかったので,「棟梁」と呼ばれるまでになりました。 ある日仕事先の店の番頭さんと木場(地名ですがもともと材木の集積所のあった所)まで,「女房はともかく10歳の子供のことは思い出す」などと話しながら行くと,そこで偶然息子の亀を見つけることに。 亀公の口から,貧乏な暮らし振りや,母親がいまだにひとりでいること,ときどき自分について口にすることを聞いた熊五郎ですが,亀に50銭銀貨をやり, 「明日ウナギを食わせてやるからあの店の前で待っていろ」 というだけで,女房に会おうとはしません。 帰った亀公のもっている50銭銀貨のことを問いつめる母親ですが,口止めされている熊公はしゃべりません。 最後には「金づちで頭をたたきわる」とおどして,熊五郎のことを聞き出します。 翌日,こぎれいな格好をさせてウナギ屋に送り出してやりますが,どうにも気になった女房もウナギ屋の前でうろちょろ。 結局もとのさやにおさまることで,話がつき, 「子供があればこそ,またよりが戻る。」と熊五郎。 「子供は夫婦の鎹(かすがい)っていうとおりですねえ。」と女房。 鎹(かすがい)とは,2つの材木をつなぎとめるための,木でできたコの字型の大きなくぎのことですが,ここで,さげになります。 「えっ,あたいがかすがいかい? だから,昨日おっかさんがあたいの頭を金づちでぶとうとしたんだ」 「子別れ」のはなしは楽天ダウンロード,興津要編の落語の「古典落語(下)」を参考にしています。 さらに詳しい内容と背景は,落語のあらすじ 千字寄席の「子別れ」が参考になります。はなしの雰囲気もここで書いたものとずいぶん違うので,ぜひお立ち寄りください。 ところで,次回(最終回)の「子」っていったい誰だろう。どん兵衛は小虎を子のように思っているといい続けていたし,親分子分の「子」もあるし,小竜は「帰ってきた放蕩息子」だし…… ひょっとしてメグミの中に誰かの「子」がいても,おもしろいのだけれど。 番組を見終って立ち寄る日記 こちらにもお寄りくださいね!! トカトントン(デヘヘヘラーさん) 浮夏文置き場(swarrowtailさん) 懐古主義で行こう!(桐山子仁さん)(←「出来心」へのリンクになります) ☆怠惰(たいだ)なテレビ・映画感想日記(ジェニファー234さん) TVウォッチャーの日々( gary87さん) すりこ木日記 ひろるるん♪(ひろるるん♪さん) 記事投稿後に見つけた日記 妄想過多。(オズゴローさん) 徒然独楽(独楽さん) Wadsblog(Wadsさん) ここまでいらっしゃったら, ←カチッと クリックお願いします。 ―――――――――― 番組関連のサイト タイガー&ドラゴン 大人計画 これまでの記事 粗忽長屋→品川心中 出来心→粗忽長屋 猫の皿→出来心 猫の皿の予習 明烏 厩火事→明烏 権助提灯→厩火事 茶の湯→権助提灯 饅頭怖い→茶の湯 芝浜 ―――――――――― 新しいテーマナルニア年代記!! よろしければ,こちらのテーマをご利用ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/18 03:52:56 AM
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