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テーマ:ミステリはお好き?(1451)
カテゴリ:森博嗣
「陶器の壺の中に入った金属の鍵を,壺を壊さないでとり出せるのか?」というパズルから始まって,密室での謎の死,過去の同じ状況での不可解な自殺と話が広がっていく。
森博嗣の「封印再度」はS&Mシリーズの5作目にあたる。西之園萌絵が3年生の12月から4年生になった4月までの話で,4年生から仲のよい牧野洋子,金子勇二とともに,正式に犀川研のメンバーとなる。 洋子と2人で,先輩の院生をこき使って,卒論生の部屋を整理するくだりはなかなかおもしろかった。 「つぼから鍵をとり出す」謎は最後までわからなかった。鍵が組み立て式になっていて,その一部が凶器だと考えていたのだが,違った。お湯に解ける金属があるなんて!!! まったくの考慮外! 香山林水の移動についてはが吸殻を見つけた時点で,マリモの記憶が途中で切れたことに気づいたが,蔵の謎は犀川の実験まで,わからなかった。 もちろん,香山フミによる他殺かどうか?については,読み終わった今でもわかっていない。 ところで,国枝先生。あいかわらず存在感があるなあ。牧野洋子が買ってきたケーキの最後の1つを立ったまま4口で食べる場面はサイコー。 そこで,謎のメール「ごちそうさま」の意味も解き明かされるのだが,ここらへんは読んでからのお楽しみ。 1人で注文するときは,カレーライス,スパゲティ,サンドイッチとあいかわらずの犀川先生も,1枚の紙を睦子さんにとられてから,それまで振り回されるだけの萌絵との接し方に少し余裕が出てきた気がした。もっとも,「カード」があるうちだけのことかもしれないけれど(笑) S&Mシリーズ前作「詩的私的ジャック」については,→こちらから,次作「幻惑の死と使途」については,→こちらからお読みください。 次の日記も読ませていただきました。 cascadeのたわごと(cascade0920さん) 死季彩歌★別館(咲哉1227さん) m@coto(m@cotoさん) あまれっとの部屋(amarettoさん) 未来の予定~ラビ的(みっつ君さん) 地球は丸い(サンスキーさん) りぶらりだいあり(りぶらりさん) ながし読み日誌さん カラスの我楽多(瀧飛 烏さん) りぶらりだいあり(りぶらりさん) 読書(など)日記(xjz3さん) 時代・場所,登場人物をフリーページの森博嗣メモ(封印再度)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。 森博嗣の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (森博嗣)からごらんください。 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/18 09:00:16 PM
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