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テーマ:ミステリはお好き?(1430)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・海外)
クッキング・ママ・シリーズ10作目である,
ダイアン・デヴィッドソンの「クッキング・ママの超推理」(Sticks and Scones,2001)を読んだ。ミステリの部屋のsamiadoさんのクッキング・ママの鎮魂歌:ダイアン・モット・デーヴィドソンを読んで,このシリーズをしばらく読んでいなかったことを思い出したことがきっかけ。 8作目の「真犯人」,9作目の「告訴状」は自分の記録に読んだ痕跡があったのだが,それぞれについての自分のコメント 「やたら絶不調なゴルディが,事件の解決とともに,好調になりそうな話。このシリーズは前にいくつか読んでいるが,記録から欠落している。(8作目)」 「雪が多かった。(9作目)」 からもわかるように内容はほとんど覚えていない(苦笑) 読んでいくうちに,登場人物の人間関係を含めた作品の雰囲気は思い出せてきたのだが,今回の作品については「あれっ! こんなだったっけ??」という違和感が最初から最後まで残った。 主人公のケータラーであるゴルディの言動に対してである(笑) 今回,ものすごく危機的状況におちいってしまったのはわかる。 前作の影響で不調だったケータリングにやっと入った大仕事が2つ。 その最初の仕事の前夜,夫トムの不在中の自宅に銃弾が撃ち込まれ,息子のアーチと料理の材料や道具をもってケータリングの依頼主のハイド夫妻のハイド城に避難。 ハイド夫妻が教会に寄付した,会場であるチャペルに下見に行くと,そこで死体を発見。 ゴルディの連絡で現場に駆けつけた,州の刑事である夫トムがその場で狙撃され重傷。 …… 前作からひき続きの敵であるローダーデール夫妻,シリーズを通じての敵であり(笑),アーチの父親であり,ゴルディとその親友マーラの「元夫」であるジョン・リチャード・コーマンの仮出所,トムのかつての婚約者サラ・ベスの出現など,ゴルディを悩ませる人々も数多く登場する。 しかし,それにしても今回のゴルディは人の話を聞かずに自分が思い込んだとおりに行動するのをとめられない面が強く出すぎていたような気がした。 まあ,これが彼女の強さでもあるのだが…… う~ん,「違和感」を説明しようとして袋小路に迷い込んでしまったようだ。ここまででは,どんな作品か全くわからない(笑) シリーズの概要は上でリンクさせていただいたsamiadoさんの日記ですごくよくわかるのですが,ケータリング用料理のメニューやレシピ付きの(いわゆる)コージーミステリです。 料理の話の楽しさやおいしそうな感じはとてもよく味わうことができる。 主人公の生き方にも,共感をよぶところがある。 ただ,残念ながらミステリの部分にちょっと弱い面があるような気がする。 今回も重要なファクターの1つである数百万ドルの切手盗難事件にして,犯人グループの計画や結束があまりにもお粗末だった。 ダイアン・デヴィッドソンの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (ダイアン・デヴィッドソン)からごらんください。 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/28 12:33:29 AM
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