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テーマ:ミステリはお好き?(1445)
カテゴリ:京極夏彦
今回は、「絡新婦の理」(→日記はこちらから)のサイドストーリーとしての「百鬼夜行-陰」について(記事の性格上,ネタバレが中心です)。
→「百鬼夜行-陰」と「姑獲鳥の夏」 →「百鬼夜行-陰」と「魍魎の匣」 →「百鬼夜行-陰」と「狂骨の夢」 →「百鬼夜行-陰」と「鉄鼠の檻」 →「百鬼夜行-陰」と「塗仏の宴」 小袖の手 「百鬼解読」と関連した「小袖の手」は→こちらから。 柚木加菜子の関係で「百鬼夜行-陰」と「魍魎の匣」(→日記はこちらから)に書いた。 ここで家を飛び出した杉浦隆夫が「絡新婦の理」で「絞殺魔」として登場し,彼の妻美江が女権拡張運動家,榎木津への依頼者として登場する。 PS 杉浦が加菜子に最後に会ってから失踪するまでの半月間に,「少しばかり働いたりもした」「教職に戻る気こそしなかったが,子供も別に怖くなくなった」という記述を見て,この著者はさすがに芸が細かいと感心してしまった。 目目連 「百鬼解読」と関連した「目目連」は→こちらから。 「絡新婦の理」で目潰し魔として追われる彫金細工職人平野祐吉が,最初の殺人(矢野妙子殺し)を犯して信濃町を出奔する昭和27年5月の話。 友人として登場する川島喜市だが,「絡新婦の理」を読んでいる間はつい川島新造と比較してしまい「守られる=線の弱い」男という印象をもっていたが,ここに登場する喜市は「さすがに新造の甥」という感じで,けっこうきっぷのいいように感じられた。 彼が祐吉をかばって逃がしたという「義侠心」もなんとなくわかるような気がする(笑) 「目」の正体については,「絡新婦の理」本編に詳しい。 ここに登場する降旗弘については「百鬼夜行-陰」と「狂骨の夢」(→日記はこちらから)に,小坂については「百鬼夜行-陰」と「鉄鼠の檻」(→日記はこちらから)に書いた。 倩兮女 「百鬼解読」と関連した「倩兮女」は→こちらから。 昭和27年暮。 生徒の売春と自身の結婚の2つの問題を同時に抱えた女権拡張運動の推進者である女性教師山本純子が,財閥の長であり学院の理事長である柴田勇二からの結婚の申し込みを受け入れると決め,化粧して笑っている間に暴漢(平野祐吉)に襲われて殺される。 女権拡張運動や財閥内での立場などに対する認識の甘さは別として,柴田勇二が山本純子をとても大切に思っていたであろうことは,こちらではなく「絡新婦の理」のほうからより強く感じられる。 ところで,山本の同僚として登場する神原が,彼女の死後に舎監になった老教師だろう。 時代・場所,登場人物,妖怪などをフリーページの京極夏彦メモ(百鬼夜行-陰)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。 京極夏彦の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (京極夏彦)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → 京極夏彦の世界 (↑関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 著者ホームページ:大極宮 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/04/01 03:20:09 PM
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