処理水放出について
今、私の立場としてどうしても触れなくてはならない話題…それが処理水放出問題。反対か賛成かで言えば私は放出賛成の立場です。正確に言えば「止む無し」。しかし、その前にそもそもの話は「関係者のご理解が得られない内は放出しない」と安倍政権時に言った事を地元民に謝ってから話を進めないとずっとボタンの掛け違いのままになってしまうと考えてます。その上で今放出しなければもはや立ち行かぬ状況にあると言う事が放出賛成の理由。では、不安で放出反対と言う人は何が不安なんでしょうか。「これまで時間があったのに政府は理解してもらう努力を怠っている」「マスコミが放出反対の報道をするから不安だ」「政府の発表する数字が信じられない」一つ目の理解してもらう努力に関しては上記で述べた通り政府が謝るべき。二つ目の不安と言うのは分からないから不安な訳ですからネットで調べればそれなりに勉強になるし少なくとも理解は深まります。三つ目の数字が信じられないと言う事に関して、一番良いのは自分で機械を持って調べに行ければ良いけど、そんな事は不可能。一滴たりとも海に流しては困ると思っている方が居るとしたら、その方にはまず各国の処理水・トリチウムの放出量を見てもらった方が早いと思います。こちらは産経新聞からの引用… こちらは総合エネルギー専門誌のエネルギーフォーラムに載っていたもの… これを見ると桁違いなのが分かると思います。上記でも述べた「政府の数字が信じられない」と言う方には、政府が2倍数字を誤魔化していたと仮定しても比較的低い数値のアジアで一番低い数値です。逆に風評流布に懸命な隣国の中国は国民にも公表していませんしIAEA(国際原子力委員会)の査察さえ受けていません。つまりこれこそ自分で言っているだけの都合の良い数字。おかげで被害者的立場の福島の飲食店に中国からイタズラ電話がかかって来て仕事に支障をきたしています。どうして政府もマスコミも対外的に「そちらの方が何倍も放出してますよ」と言う事実をもっと喧伝しないんでしょ?首相の遺憾砲だけでは全く効き目がありません。マスコミに関しては完全に隣国の風評流布に加担しているような報道ばかりのような気がします。放出に伴って中国では日本産海産物の輸入を全面停止にしました。私としては以前の当ブログで述べたようにこちらにとっても好都合と言う考えです。中国の日本からの輸入海産物1位はホタテ貝、2位がナマコ、3位がマグロとカツオ。ナマコはそれほど使えませんがホタテ貝・マグロ・カツオがダブついて値下がりしてくれるなら大助かりです。確かに日本の輸出業者は大ダメージを受ける所も出るでしょうが、これは前から言われてるようにハイリスクハイリターンのチャイナリスクを承知で取引してる訳ですから私から言わせてもらえば「このぐらいの損失は折り込み済みですよね?」と言いたいですね。今後はマスコミや一部の政治家・左翼的活動家が隣国の風評流布に加担せずに淡々と日本国民は日本国内で消費してあげれば良いと思ってます。当店も今後一層ホタテ貝・マグロ・カツオを始めとするダブついた海産物を増量仕入れしてお客様をお待ちしております。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)