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森田理論学習のすすめ

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2014.03.16
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マレーシア航空機はどこに消えたのだろうか。
今のところすぐに墜落したのではないらしいことは分かっている。
謎の多い事件だ。
航空機事故といえばこんな事件があった。

2009年1月15日アメリカニューヨーク市マンハッタン区の、真冬のハドソン川に乗員乗客
155人を乗せたエアバスA320が不時着した。
なんとか全員が助かった。ハドソン川の奇跡といわれている。
原因は空港離陸直後の両エンジンのバードストライクであったそうだ。
多くの鳥がエンジンに吸い込まれて、両エンジンが停止して飛行不能になった。

この機の機長はチェズレイ・サレンバーガー氏57歳であった。
この機長のとっさの判断でマンハッタンの市街地に墜落することもなく、一人の死者も出さなかったことに
驚きを隠せない。事件はバードストライクが起きてから3分半の出来事だった。

高度は900メートルで空港に引き返すには高度が低すぎての判断だった。
この機長は40年以上のキャリアを持ち、通算飛行時間は19000時間以上であった。
あわやの大惨事を回避できたのは、機長のいち早い気づきだった。
機長は鳥がエンジンに入る音やにおい、振動を敏感に感じ取っている。
直感力ととっさの判断力、今までに培われてきた高度な操縦技術が後部を少し損傷するだけで
着水することができたのである。
直観力、判断力、操作技術のどれが欠けても残念な結果に終わったことだろう。

機長インタビューに答えて、「これまでの人生は、すべてこの3分30秒を乗りきるための準備で
あったように思う」と語ったそうである。

私が思うには直感力というのは、いろいろな経験や失敗の積み重ねの中で獲得された、
次の行動につながる「直感」が大切なのではないだろうか。
それは「直感」というよりも「直観」という言葉がふさわしい。
我々は実践行動、ミスや失敗をたくさん経験することによって、「直感」は「直観」へと昇華され、
直観力はさらに磨きがかかることを心しておきたい。






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Last updated  2014.03.16 07:16:24
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通りすがり@ Re:阿久悠さんが「ジョニーへの伝言」に託した思いとは(03/06) この曲の歌詞の意味がわからなくて検索し…
森田生涯@ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
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